「縦読み推奨。」を含む小説

《縦読み推奨》 【カクヨムコン8短編賞応募作品】 中学二年生の春。 私は席が隣の彼と、秘密の会話をするようになる。 それは、小説の文章をなぞること。 限られた言葉の中で私は初…

あるところに、紅い瞳の少女がいました。 少女には碧い瞳の恩人がいました。 恩人は少女にとっての生きる希望でした。 しかし、ある夏の日、恩人は遠い世界へと旅立ちました。 その日、少…

「５分で読書」短編小説コンテスト2022「５分で解決探偵、あらわる（ミステリー）」部門参加作 僕の隣の席のリサは緑青色の瞳がすてきな英国帰りのクールな女の子。 ある日、困り顔で…

　男子高校生の吉備佳彦（きびの・よしひこ）はクラスメイト共々異世界転移に巻き込まれる。 　その世界に住まう六足の化け物たちを一掃するように国王に命じられるが、佳彦だけはスキルなし…

冬の小樽。 ゲストハウスにやってきた、ひとり旅の青年。 他の客たちは楽しそうに過ごすけれど、彼は──。 「あいつ、何してたんだろう？」 「さぁ……とりあえず、氷みたいに冷たかっ…

負の力によって発生する『禍』、その『禍』によって転化し破壊衝動のみを突き動かす『禍人』、その『禍人』の上位種『災厄の禍人』が跋扈する世界。 禍専門の戦闘屋ツルギと「幻影刀姫」と呼…

僕が逃げた先はずっと遠くの、湖のほとりのバー「ロプテ」。いや、そこはミライママの場所だ。素性も分からない僕を彼女は迎えて雇った。彼女とその仲間達と、僕の日々が始まる。 縦読み推…

　父親はアル中、母親は出て行った。そんな暮らしの中、小学五年生の新太は、日常に夢や希望を見いだせずに暮らしていた。 　だが、そんな新太の前に、仮面を被った男が現れる。彼は誘う。「…

倉橋健太郎は両親の遺産と早期退職で手に入れた金で田舎の古民家を買った。 住みやすいようにリフォームを終えた家に引っ越しを終えてひと休みしていると、そこに赤い振袖姿の少女が現れた。

　白い髪に赤い瞳。白磁を彷彿とさせる薄色の肌。 　国教の神子であるターリアは、民を救うため、今日も神に祈りを捧げる。 　外界から隔離された彼女。そんな彼女の世界は、異国出身の傭兵…

　その夜。《火炎》の名を有する村は、数多の妖によって襲われた。そんな中、椿は兄を失い《揺り籠刀》である《妖斬妃》を手に入れた。妖斬妃に体を貸し与えることで村を蹂躙する妖たちを一掃…

　ハーメルンでのマルチ投稿開始！ リンク：https://syosetu.org/novel/282231 　玉藻御前の末裔である青年・島崎源吾郎。 　世界征服+ハーレム構築の野…

【あらすじ】大学二年生の春休み、することもなく深夜のコンビニで適当な酒を買って帰るとリビングに妹が居た。悩みでもあるのかと相談に乗ろうとすると「酒が飲みたい」という話になり…………

結婚して十五年。妻とは互いに空気みたいな存在になってくるし、コロナもあって不満も貯まる、 たまに甘える妻だが、普段はとてもしょっぱい対応ばかり。 きつねうどんの油揚げが好きな彼は…

10〜12回完結目安　縦読み推奨 話はダラダラしてるので基本文章を楽しんでもらえればと思います。 (6話までで前半おわって休憩中)

【縦読み推奨】 神鬼と人がまだ同じ世界にいた頃のお話――。 叡智と音の神であり、また戦闘神としても崇められていた弁財天神には、彼女に仕える童子が十六人いた。 童子達は悪さをする…

咲元 紅天は生まれながらの超能力の持ち主だった。 ―テレパシー。 人の心を読んだり周りに意思疎通をさせたりできる能力だった。 由諸正しき家柄の持ち主である栄西家の一族…

※縦読み推奨※ ………でないと、文章が読めたもんじゃありません。 この東京を含む多くの地域の消滅は……もはやギャグといっていいだろうか？ 日本は、元首都である東京の消滅に伴い、…