「短編 円城塔賞」を含む小説

　二人で歌手になることを夢見てきた、鈴音（すずね）と歌奈（かな）。デュオデビューが決まり喜んでいたのも束の間。プロデビューできるのはひとりだけというプロデューサーの言葉がふたりの…

ある探偵事務所のエース探偵が深刻な顔で所長の元にやってきた。 どうも、推理のしすぎて朝朝食に出てきたサバ缶と密室殺人の区別が付かなくなったそうだ。 疲れてると思った所長はその探…

君に伝えたい僕とそれを邪魔する、虹や雨。

失恋の傷を抱えた僕は、謎の肩書ガチャにより、突然出世街道を爆進しだす。 果たしてハンドルを回すだけのサクセスストーリーに終わりはあるのか。

コストコに買い物に行っただけなのに、とんでもない出来事に巻き込まれて、結果とんでもない買い物したって話🫢

お客様は神様でした。 だから、僕は嬉しくなったのに。 え？　どうして逃げるんですか？ ※小説家になろう、エブリスタにも掲載しております。

　神仙峡（しんせんきょう）にすまう不死の仙女たちは「醜」を忌み嫌い、「美」に翳りが差し始めると「蓮華湖（れんげこ）」に身を投げ、蓮華の花となり、やがて新しい仙女として生まれ変わる…

食事姿を見せない彼女にキャンディをあげる、内気な中学生の僕は、彼女にかみ砕かれる自分を想像する。

ある女性は涙する。最愛の者が、自分に注ぐ残酷な優しさに。 ある男性は涙する。最愛の者が、自分に残して行く残酷な優しさに。 二人が選び決めた「優しい」道に、この世界は涙する。

あの日の会話が、ふと頭をよぎることがある。

カクヨムWeb小説短編賞2023応募作品。 ハイスペックな男子が好きなの。彼は今まで出会ってきた男の子とは違う。元カレはみんなハイスペックだ。それは多分私の性格に理由がある。ねえ…

カーテンを閉め切った薄暗い部屋の中、私はソレを切り刻んでいた。 ※小説家になろう、エブリスタにも掲載しております。

ここではない、この国に似たどこかの国でのこと。 企業の横暴に耐えられなかった若者は、上司に直訴するが…。 血と涙のディストピアファンタジー短編

　告白された思い出の公園で、数年も連れ添った彼氏に振られた八重。 　ベンチで泣いている八重に声をかけてきた男性は昔、この公園でよく遊んでくれていたお兄さんで。妙な安心感から気持…

いつか書きたい長編文学の練習帳

第3次世界大戦後の日本のお話です。 あんまり捻りはないかも知れません。 前、後編。

家族の事を顧みないママを私は大嫌いだった。でもパパは、 ママに何があったのか、その秘密を私は知らない方が良かったのかもしれない。

お互いに言いたいことを言えない男一人女二人のある一場面。