「御伽」を含む小説

栄える大陸から遠い場所。近年やっと〝運〟が薄くとも辿り着ける可能性が高くなった島国。大陸とは文化も宗教も違うが、最も特徴的なのは〝魔術〟という御伽の話を信じている事。魔術を扱える…

　回復術師のアリエラは、またしても追放宣言を受けてしまう。それもそのはず、彼女は回復術師としては見習い以下の実力しか持ち得なかったのです。 　まともな回復術も使えず、何度もパーテ…

【そうして放たれた冷たいアイロニーは、自らの願望を口にしているであろう大人たちへ向けられていた】 問題です。 Aさんは友人にお金を貸しましたが、その友人は投資で大損してしまいま…

小説を書き始めてまだ慣れないので、誰もが知る昔話『桃太郎』を原案にして話を書きました。 昔話の原作で桃太郎は、お婆さんに拾われた後ご飯を食べて大きくなりましたが、「生まれたばかり…

電気ポット、実はお知らせメロディーで意志を表示します。 その電気ポットと夫婦のお話。

　魔術は二次元の御伽噺か？　いや違う、魔術は夢だとか希望を与えてくれる素晴らしいモノなんだ――きっと。 　あることを理由に魔術やオカルトの類を全く信じなくなった高校生、卯野原周…

１歳になった猫。体の重さを軽く出来るようなりました。 木に登り、屋根に登り、そして電線の上を歩き、電柱の上まで行けるようになったのでした。

以前「小説家になろう」のサイトに投稿していた処女作です。 内容は、気分転換の一人旅の男が食べ物屋さんに入って食事をしてたら小さな女の子と出逢うというものです。

なろう、アルファポリス同時掲載。 召喚者の病弱日誌―治療魔法師だから後衛だと思っていたんですが！ー ＆ 召喚者の病弱日誌ー永住を決意したのは良いんですがー に載っている絵本や映…

ある休日のこと。 御伽探偵事務所で住み込みで働いている梶山瑠実とその兄である大翔は、新しく入社してきた桐ケ谷白と一緒に映画を観に行くこととなった。 映画を楽しみに待っていた三人だ…

——湖畔に立つ古い屋敷に、妖精姫と名乗る少女が住んでいる。 翅を用意すると彼女に話を持ちかければ少なくない宝石も手に入る。 そう聞いた詐欺師のルイスは屋敷を訪ね、少女ユーウェル…

『回復の華』という御伽噺がある。 どんな病も治せるという幻の華。 その華を探す、治せない医者・竜胆（リンドウ）。 彼はとある目的のために村に寄った。 そこでは雨季では原因不明の…

——こんなお話があるんだ。 そう言って始まる、小さなお話。 月見の合間に語る、誰かのお話。 昔話か噂話か。それとも御伽噺か。 紅色に月が咲き誇るまでのつまみとして、君に語ろ…

荒れ果てた世界にて、6人の戦士たちは世界を「殺」していた。これは彼らが生まれてから、60の国を600年で殺すまでを描いた御伽噺である。

目を向けて下さり、ありがとうございます。 この作品は、第30回電撃大賞応募の為に書き上げた作品です。 ですので、あらすじはネタバレを多分に含みます。 苦手な方は、本編からそのまま…

あのさあ、随分ご都合よろしくない？ いや、都合が良い方が良いんだけどさ。 でもやっぱりコレってどうなのよ。 ハートの女王と魔術師マーリンがコンビ？！ 赤ずきんと狼は歪な相思…

20世紀初頭の英国の田舎町。 『魔女の貸本屋』と看板に名を刻んだ貸本屋で、若い夫婦を装った魔女と使い魔。 　幼い子供に望まれるままに、魔女は御伽噺を語り聞かせる。 ※「第８回ジ…

　世界中を襲った大災害後の世界。 　ＡＲ技術が生活に欠かせない物となった現代では『騎士道競技』と呼ばれる剣戟競技が普及していた。 　多種多様な武具と西洋の鎧兜を装着し、ゲームの…

御伽噺が始まる前に、こんなことかあったかもしれない。

受験勉強を放棄した高校生の私は、不思議な祭りに呼び寄せられるように―― 第3回高校生のための小説甲子園　応募作品です。内容の変更はありませんが、一部修正をしています。 集英社…