「幼子」を含む小説

この夏、記録的な豪雨が洪水となって山裾の家々を呑み込んだ―― ※2018/09/30　応募要項に合わせて文字数を削減しました。

不思議で不気味なお話を読みたいですか？ ボクはそういうの、大嫌いです。

これは角持つ人々に寄り添う者たちの物語。 1人の天才と、1人の凡才と、1人の少女。 彼らの考える歩み方の物語。 【その角に色を見る】 愛の重い客のところへ向かう彩角師である流水は…

天気とはまるで幼子のようだ。

ここではない何処か。青い月の伝説の残る世界の孤児院の前に、１人の少年が佇んでいた。辛うじて名前だけ覚えていた美しい少年。何もかもを見通す加護の力を持っていた彼は、帝国で力を伸ばし…

『魔女と少女の愛した世界』書籍化！ 電撃の新文芸にて発売中です！ 自由気ままな魔女のエリシアは、他人に興味がなく面倒な事が大嫌い。町から離れた森の中で孤独な生活を送っていた…

夜、公園にみえた影。それは、小さな子どもだった。

三種の神器と呼ばれるも、時代の流れにおされて蔵の内にて過ごす日々。そこに現れた幼子が、楽しい日々を思い出させる。

愛とはなんぞや、母の体温も知らぬ。 「とが」を説く幼子の声がする。

人間の一生なんて、瞬きするほどほんの一瞬。 だけど、何もなし得ないのに人に縋り生きていく人間の姿は僕にとって とても滑稽に見える。たまに人間の無様な姿を暇つぶしに見たりする。…

　真星紀三年　淡黄四環　二十五日。 　キュレイス山の廃坑跡にて、星力を蓄えて膨らむ好星力軟鉱体、ネフラリムに仲間が飲まれてしまったキライヴ達は、仲間を救うためにネフラリムへと立ち…

二年前。勇者と魔王は共に倒れ、魔王に忠義を誓った亡霊は帰る場所を失った。 死に場所を求め彷徨う彼が出会ったのは、魔王の娘を名乗る、幼子のような魔物だった―― 人間とも魔物とも相…

　約10万文字。薄い小説一冊分(読書時間1時間程度)。完結済。人(ヒト)と植物(プランツ)は、どこまでその性(さが)が同じなのでしょうね――？ 　全三章で完結します。魔法も超能力…

もとはクリスマスをテーマに書こうとしてたのにいつの間にかクリスマスほぼ関係なくなってて、しかも書いてる途中で放置してたものを約9ヶ月ぶりにメモ帳の奥から発掘したので書き上げました…

○概要並びに前書き 　『ヒル』と『ヨル』の争いは、最早どれだけ続いたのか分からないほどになっていた。 　ある時、ヨルの国の長であるツキアカリは、ヨルとヒルの境にある白樺の森で…

自分を父と呼ぶ幼子に出会った甚右衛門、子をなした記憶はないのですが……

里見義堯の死後、房州はその子義弘が後を継いだ。しかしそれも束の間、義弘は仇敵の北条と和睦を結んでしまう。 お家の分裂を顧みず、幼子の梅王丸を担ぎ出す家臣団。そこへ追い打ちを欠ける…

小学校4年生の僕は学校の裏手にある山で、とある歌詠みの歌を聞くーー。

18億の兵士のうちの、二人の話。 生贄になりたかった少女と、幼子になれなかった少女の話。 早めに完結することを祈りつつ。 どうぞ、読んで行ってくださいな。

　生まれながらにして不自由な環境に置かれた少女が二十歳を迎えた日、大切な家族を残して永遠の眠りについた。 　魂は輪廻へと送られて新たな命へ宿るはずだったが、彼女は記憶を残したまま…