「哲学 人間」を含む小説

　悲しむ人がいるのに、自ら死を選ぶなんて自分勝手だ。うん、そうなんだろう。 　でもさ。そんな言葉を平然と言ってのける人間のほうがよっぽど心無いと感じてしまうのは、それも自分勝手か…

この世界は『世界』に出会う為に用意された『セカイ』という名の世界でした。あたり前に人間とモンスターが存在するこの世界で、一匹の動物の『しろうさぎさん』はその『ことば』をもって躍動…

哲学を専攻していたひねくれ者の学生が、ある日いきなり犬に転生してしまった！！ 「転生！これは重大かつ不本意な問題だ。だいたい心身二元論は今やほとんどの学者によって否定されている…

『俺』と、自らを規定する。一種の特殊な不出来人間、なにかが変わるかも知れず変わらないかも知れず。自立支援援助人法、それは汚泥を這うように生きる人々を救うため。あるいは単にGDPを…

私の持論です。 「人生の意味」 「生きる意味」 「人生の本質論」 「労働の本質は」 「国の本質は」 「自分の本質は」 「万物の根源は（原点）」 「個人的恋愛哲学」 ※評論みたいの…

「ニート以外の生き方は存在しないことがわかったとき、真の幸福が訪れるの」 「ラッキースケベを体験すると『こんなにエッチなことをしてるんだから、この人と恋仲に違いない』って勘違いし…

僕の名はチェビー ギレスビー 45歳にもなって僕は小汚い古本屋で時給5ドル65セントで1日3時間だけ店番をしている その3時間の間に店主の親父は三人の愛人と入れ替わり立ち替わ…

一年中８色の虹（にじ）がかかる妖精（ようせい）の国に住む、カエルの妖精のこどもは、ある日のこと、たいしたことのない、生きていればよくある出来事（できごと）から、『ベンチャー』をし…

６０歳（還暦）ではまだ身に迫っていない、７０歳（古稀）で慌て出す恐怖の死の問題。冒険が始まります。長々しいです。 まずトップバッターは「揺れる水面」小説形式でこれからの冒険物語の…

「ワタシＷＡ、考エル……」は、宇宙哲学に深く踏み込んだ作品である。この作品は、善悪や神、人間、宇宙などの根本的な哲学的テーマを扱っており、人間が生み出した概念とそれに基づく社会的…

おれのネタ帳に道徳についてのメモがたまってきた。 道徳についてのメモを演出するのは面倒くさいので、 カクヨムで書き散らして、とっとと公開したい。 若い頃のおれは道徳なんてバカにし…

　冴えない大学生である「私」が部屋の片隅に腐った玉葱を見つけたとき、「私」のカレー道は始まった。食、哲学、思想、歴史、あらゆる人間文化の総体としてのカレー。カレーを極めることこそ…

言葉、社会、死生観、宗教などについて書いたエッセイ集です。 すべて二千字以内です。 ※もともと百話ありましたが、内容ごとに別立てしました。 「読まれていない書き手による創作論」 …

　自分の不死身を疑わない厨二病男子（？）の時岡カケル。自分が死ぬ時には愛をもってして死なねばならない、という独自の哲学によって浪漫を抱きながらも、何者をも愛せない偏屈で矮小なる自…

「福音書」を含め従来のイエス伝はごくわずかな幼少期と、ガリラヤ、そしてエルサレムで福音宣教に当たったわずか三年間の事績のみ伝えて「イエスの伝記」と称しています。 それでは簡潔す…

他人との物理的接触が禁止された世界で、 主人公は成人を迎え外に出ることになる。 でも、他人と接触するのってめっちゃ怖くない！？ ↓前回の投稿↓ 『マッチ売りの藤原竜也』 h…

　森林と海に囲まれた街に住む人々はおびえていた。それは、理性を失って市民を攻撃する怪物「理死」の存在だ。彼らは人道に外れた人間を市民が指を向け続けると誕生する。 　理死を捕らえ、…

　医師の子でありながら、病気治療よりも食事指導が大事と考える上野聡子の将来の夢は管理栄養士。 その聡子が湯河原のみかん山で崖から落ちて、戦時中の学童疎開にタイムスリップする。聡子…

世界って何？　人間が滅びたとしても世界は残る……　少しばかり哲学的なお話。

2035年。機械による労働の代替が進んだ日本が舞台。 主人公の安堂は、『レンタルマッチョ』という、マッチョ派遣サービス企業に勤め、機械にはできない、人間の仕事を行なっていく。 …