「中華風/中華ファンタジー」を含む小説

『後宮の闇に月華は謡う 琥珀国墨夜伝二』発売に合わせて、投稿作を書籍用に改題などしました。 そのお知らせを兼ねて、琥珀国墨夜伝のSSを上げます 書籍は後書きもなく、夏月メインの話…

【完結済】維帝統治の世、本永十八年。”厄災を招く子”と予言された少年は、十五年もの間、閉じ込められていた。友人との出会い・別れをきっかけに、なぜ自分が”厄災を招く子”と呼ばれるの…

ある日、紫苑は幼馴染から「慶王様の部下となり、女嫌いを克服するのを手伝ってくれ」と土下座で頼み込まれた。 なんでも慶国現王は大の女嫌いで妃嬪の元に通うことは一切なく、仕事に明け暮…

世界で唯一の人、淑恵。 記憶喪失の彼女は龍族の宇翔に拾われ、龍公主として大切にされてきた。 　 年頃になった淑恵に、縁談が持ち上がる。 相手は虎族王弟の志偉。 同盟強化のための縁…

桃玉は10歳の時に両親を失い、おじ夫妻の元で育った。桃玉にはあやかしを癒やし、浄化する能力があったが、あやかしが視えないので能力に気がついていなかった。 しかし桃玉が20歳になっ…

月藍（ユェラン）は、男でありながら婚礼衣装をまとい、花嫁行列の中心に座している。 しかし彼は本来の花嫁ではなく、妹の身代わりとして行列に参加していた。 彼の一族である白麓（パイル…

フランス人の血を引く白瀬藍(しらせらん)は、珍しい青い目を持っていた。澄んだ空と深い海の色を溶かしたような、美しい青色の瞳。いわゆるブルーアイズだった。だが藍は幼い頃に、その青い…

バイト先は後宮、胸に抱える目的は復讐　～泣き虫れおなの絶叫昂国日誌・第一部～ の続編です。 タイトルの「創身」は「傷だらけの体」と言うくらいの意味です。 前編までのリンクは概要…

一途龍攻め × 健気受け 【全20話】 愛する龍を守るため姿を消したユェンは、龍への恐れと誤解を解きながらひとりで旅をしている。 そんなユェンを一途に追う黒龍のルオは、ついに…

※第一章〜第四章修正済。第五章、加筆修正中。 【あらすじ】 暉(き)の国。 夜になると妖者と呼ばれる魑魅魍魎が跋扈する地。かつて国を脅かしていた邪悪な鬼術を操る一族が、伏…

【初恋と新たな恋の間でゆれる呪術師の中華風BL怪異譚】嘘が本物の愛にかわる？失踪した兄弟子を探す美貌の方士は、皇子と偽装結婚。怪異事件を探るうち、彼は後宮の陰謀の渦中に！ 【ポ…

白盈は転生者である。父母と共に贅沢に溺れ、わがまま娘を演じているのも全ては愛しい夫のため。彼が王として君臨するため、白盈は悪女を演じる。

大唐帝国を衰退へと向かわせた佞臣として悪名高い李林甫が主人公の作品です。 「一角獣のため息」お題で２０００字制限。クロノヒョウさんの自主企画の参加作品です。 ●参考文献 『資治…

幼なじみで皇帝の雲嵐と、妃の雪玲は凄く仲が悪い。 後宮で顔を合わせればいつもケンカばかり。 しかし、とある側室の謀反によって命を狙われかけた雲嵐を庇い、雪玲は命を落とす。 だが……

粉雪が舞う。はらはら、はらはら。 胡蝶蘭の花弁のようだと憐花は思った。 人は愚かなのだ。ふいに降ってきた幸運をただの幸運としておいておけない。 「愚かよの......何年、何百…

大地に穿たれた巨大な岩穴に興った〈錘の国〉。その最高学府である〈学院〉きっての天才として名を馳せた青年 果朶は、ある出来事をきっかけに飛行技術を開発する夢を諦め、湿地林で日銭を稼…

　千年前、ある偉大な皇帝が廃されたあと、大秦国の皇宮から五つの神器が盗まれた。 　神器はすべて穢され、怨念渦巻く呪物と成った。 　数百年の間隔をあけて呪物を受け取った人々は、己の…

　大陸にほど近い島国、波照（ナズレ）で養護教諭をするシメイは、ある生徒の行方不明をきっかけに、隣市でありながら足を踏み入れたことのないスラム街、臥竜城（がりゅうじょう）区へと向か…

傷つき、心を閉ざす若き皇帝・紅焔は、美しくも奇妙な妃を迎えた。愛するつもりはないと言い放つ皇帝に、妃は「契約婚を受け入れるかわりに、怨霊や呪いの影があれば教えるように」と条件を出…

　女と男は、『人』と『人ならざる者』だった。 　二人は戦い、共に命を落とす。 　それから三百年後、生まれ変わった二人は宮廷で奇跡の再会を果たす───『官女』と『皇太子』として。 …