「お題で執筆‼短編フェス 雪」を含む小説

　世界的な人口減少、少子高齢化により、クリスマスイブの夜にサンタを担える人材が減りつつあった。 　サンタの新規採用試験から落ちたレオは、過剰なほどのライトアップがされた街を一人、…

　舞鷹市は瀬戸内海に面した温暖な気候の地方都市だ。この街は冬になっても滅多に雪が積もらない。前回積もったのが２０年前で、以降は雪が降っても積もる事はなかった。 　この街に住む中学…

『お題で執筆!! 短編創作フェス』の応募作品です。

コタツと結婚した女子に、雪の中でイチャつきたい女子が絡んでくる。

雪のような白い肌を彼は褒めてくれた。 彼によく似た人には妻子がいる。

俺は、死にかけていた。 世界を埋め尽くす、一面の雪原のど真ん中で。血で赤く染め上げられた体を、まるで覆い隠すかのように降りしきる雪に、無力に覆い隠されながら。 そんな『白』…

　「お題で執筆!! 短編創作フェス」に参加しています。　小学生の時の授業で、君は僕の〈雪の結晶〉を溶かしたけど、逆に僕の心に〈雪の結晶〉を刺したんだと思う。　君への淡い想いは、淡…

◆私は、ミジョリムパシフィム・エス・ハレストアマモリクモーリという名のもふもふでも人気の純血種だ。 私も雇われる身となり、苦労を掛けてきた父からは独立した。 ある日の出逢いで、自…

季節シリーズ第4弾⭐︎冬⭐︎羽山亮平（14）は学校の問題児だった。いつもいつも悪さをする亮平にしびれをきらした親は、亮平を手放した。 亮平は、里親の元に預けられた。 ●カクヨ…

二人は語り合った。それは雪がシンシンと降る静かな夜だった。

私は雪が嫌い。 彼を思い出すから――。

ある日家に帰るとクスクスがいた。二三世紀の未来から来たロボットで楠千代だとクスクスは言った。 未来のロボットというからには、きっとあんな事やこんな事ができる道具を持ってきたに違い…

日常の一コマを切り取ったら、そこには……

　クリスマスの晩、女は彼氏が他の女と歩いているところを目撃してしまった。女は一人の帰り道で何を思うのか。 　お題で執筆!! 短編創作フェス参加作品です。今回は二週目のお題の「雪…

私は秘境温泉ライター、スプリング・ヌクだ。 秘境温泉を求めて訪れた山深くにある村。 雪に覆われたその村では、流石の私でも驚くような光景が繰り広げられていたのだ。 ※レイティン…

「お題で執筆！短編創作フェス」の第２回お題「雪」に挑戦してみました。

◆私の旧ペンネームは、「真白小雪（ましろ・こゆき）」といった。 いまは、「いすみ 静江（しずえ）」という。 はっとすることがあり、一文字も嚙み合わない名前に変更した。 そして、の…

　雪に覆われた山脈の間には、結界が張られて人間が立ち入る事ができない、生きている ゆきだるま達が暮らす村があった。 　生きる ゆきだるまの中でも異端児。熱い心を持つ『雪村ゆきお』…

夢に見る白銀の世界。 それが『雪』だと私は知っている─── お題で執筆!!短編創作フェス② お題『雪』 (￣▽￣;)600文字ショートショート やってみたかったんだ、暗いの。