「#親子」を含む小説

現代でもないような、どこかの国の親子のお話。（過去作）

　 親子関係をうまく築けなかった、私たちの物語。 一話一エピソードみたいに、書いているので、どのエピソードからでも読めます。

中学三年の頃、暗闇の世界に踏み込んでしまった。 現代病でもある摂食障害。 摂食障害に完全完治はあるのだろうか。 悩み続けた先に小さな光を見つけた。 それまでの記録。

趣味で小説を書く母親と、その息子にまつわる短編です。生活をしながら小説を書くということをテーマにしました。

ある日、黒尽くめのスーツを着た保険の外交員が、私の家にやって来た。

「魔の民」を統治し、平民の笑顔を守ってきた魔王。三千余年が経ち、平和は日々は突如終わりを告げる。愛する息子に全てを託し、魔王は悟る。「所詮は強者が正義か」と。

「鮎」をモチーフにした、少し切ない物語。

　この物語は『新章たるウメチカ！』の……所謂『外伝』ってやつ。『書くと読む』という小説サイトでエッセイを繰り広げている梅田千佳と、その双子の姉・星野梨花。この二人のママ、またはお…

話の舞台は、大正時代の文化が続いている日本。 主人公である、夜桜 楓(よざくら かえで)は、その見た目から、中学生…いや、人によっては小学生だと思う人もいるだろう。だが、年齢は2…

数年間何も書かなかった。題名の横に１１・２５・１６とあるので、それ以来書いていないことになる。 「ボーダー」は、中篇ぐらいの小説で別のテーマを書くつもりだったが書き出しで難しいこ…

大切な人を失った痛みは、どうやって乗り越えるのか――。 物語サークルのお題「桜」で書いた短編です。

「物語の続きが知りたい」 生死を分けるその瞬間、内海悟はそう願った。 その物語は悟が幼い時に亡くなった母から聞いていた物語。 気が付くとそこは二十六年前の過去の世界。 そこで出…

「お地蔵さん」をモチーフにした、小さな子と母親の物語。 少しばかりの、ほわっとした時間をどうぞ。

娘は何を連れてきたのでしょうか。

　これは元は中学3年生の頃に家庭科で書いた絵本でした、企画書には５歳児向けとか開いたけど、先生よく通したなあ。 　1999年6月にコピ本つくって配布したり、2002年に個人サイト…

剣道少年の小学一年生、ミモリ。お父さんに剣道を教えてもらおうと尋ねるが……。 お父さんはもう家族ではなかった。 来年の春には新しい父親と共に東京へ。 でも新しいお父さんが好きに…

[うちの子天才症候群] 自分の子供がだけが特別だと思い込み周りが見えなくなる、すべての親が一度はかかる症状のこと。 良夫は娘のマミが頭の大きな奇形児だから、生まれたときから他所…

　ある夏の日、俺の息子が死んだ。見るも無残な姿で。俺の、幸せの模範みたいだった家庭は崩れ去った。－－ああ、俺も連れて行ってくれ。 　彼岸花、もうひとつの譚。

知り合いの地方テレビ局記者で榊守（さかきまもる）という男は、魑魅魍魎の類いが見える妙な男。「神様と会話が出来る」と言う不思議な噂も流れているよくわからない男だ。 そんな男の前に…

　雪の中からの奇襲によって射抜かれた檜佐エリカの機体。諦めに反して本人の肉体はまるで外傷を負っていなかったのだが、彼女の乗機に残留した戦闘プログラムとしての「人格」はいつしか消去…