「短編 思い出」を含む小説

人生とは、ふとした瞬間に物語となります。 アニメの景色を求めて旅に出ました。 道中、印象的なBGMだった空想フォレストfeat.ヨシダタクミ、青い栞、secret baseの…

『パパのガレージ』70年代後半から80年代前半に放送されていたテレビドラマ。 その主演俳優のマット・L・サイモンが亡くなって十年以上が経った。 今、ドラマについて覚えていること…

もしかしたら題名で分かる方がいらっしゃるかも知れません。 昔々、電撃文庫の読者参加企画に応募して落選した話を加筆修正したモノです。 自分では気に入っているだけに凹みました。 懐か…

最期の夏の夜の思い出

恋とはひとをおろかにするのかもしれません。 刻子は語る。かつての、はじめての恋の思い出を。 武芸に興じていた少女の心を動かした、うつくしい男へ抱いた想い。彼の過去と真実、そうし…

ちょっと疲れた女性、「松陰心晴」は気が付くと川沿いにそびえる不思議なレストランへ訪れる。 そこは現世と冥府の狭間にて死者の為、最後の晩餐会を行う特別なレストラン、その名も「デット…

独りぼっちの少年と、独りぼっちの少女の、ひと夏の思い出話。

5000字以下の短編です。 初恋の終わり。思い出。

何となく日常に飽きていた。だから彼に提案したのだ、特別な思い出が欲しい、と。 夏だからと単純な理由で行先は海に決まり、日帰りの、平成最後の夏のデートのお話。 糖分多め。

俺はスンスンと鼻を鳴らした。 冷たい身を切るような風はいつの間にか身体を優しく包み込むような暖かな風に変わっている。その風に乗って微かに甘い花の香りがした。 季節を感じながらの散…

幼なじみの武に誘われて昔の仲間と旅行に行くことになった光一郎は、かつて皆で訪れた思い出のコテージを訪れる。しかしそこで過ごしているうちに、忘れていた記憶が思い出されてきて……。

平成最後の夏に捧げる、ちょっと不思議な夏の思い出話。 蒸し暑い日に蜃気楼の中に入り込んでしまう「蜃気楼の夏」、二百年ぶりに日本で羽化する巨大な蝉の羽化を見に行こうとする「宇宙蝉」…

歴史の先生が話してくれた、子供の頃の通学路の思い出。 暗い山の頂で、怖いものを見てしまった。

「アサヤ塾」の窓から――は北関東の小さな田舎町に住む「語り部」が紡ぎだしたお話です。 私小説的な発想で、初恋、敗戦、東北震災、吸血鬼、塾生の運命などを超短編としてまとめました。 …

ＭＰＳのジェフリー・シモンズ警部は、白昼堂々ペッカム・ロード沿いの質屋に押し入った自棄な犯人を挙げ、今し方サザークの留置場にブチ込んだばかりだった……。 露草　はつよ様の自…

〈青木の街はまだ春が遠いシリーズ〉 略して、青春(アオハル)シリーズ。 　一作目　「天体観測」 主人公、月山　諒（つきやま　りょう）は、卒業式を迎えた。 学校から去る前に、理…

70年前、一つのペンダントを巡って私たちは出会ったの。ちっぽけな、たかがペンダント。でもこれのお陰で、私はかつて勇者であったし、お姫様でもあったの。詳しい話？ それはまた、別の機…

出てくるのは三人。 一人目は恋に落ちた｢私｣。 二人目は｢私｣の片想いの相手、｢あの人｣。 そして三人目が、｢あの人｣の想い人である｢あの子｣または｢別の子｣です。 少し跨いで…

子供の頃を想像すると、まれに「あれ……？」と首を傾げることがある。これは、そんな思い出の一つである。

俺は花火を見たことがない。 そんな思いから、俺は花火大会が行われる町へと向かった。 けれど、俺は知らなかった。 誰でも小さな花火のことを。 あの少女が俺に教えてくれた 平成最後の…