「#切ない ＃短編」を含む小説

いつものブレンドで、と頼めば、いや頼まなくても、いつもの席に座ればいつものコーヒーが出てくる。 喫茶店にあった紙と、喫茶店になかったペンがきっかけとなり、男は店のために一肌脱ぐ…

その町にはいつも手紙を書いている男がいた。シャツの胸ポケットにペンをさし、腹に巻いたはらまきに便箋を潜ませた男が。 しかし、男の出した手紙は、翌日の朝に返ってきてしまう。それもそ…

　子供の頃から毎日剣の鍛錬を続けてきた、剣が大好きな主人公。冒険者ギルドに入るとその剣の腕を活かし、瞬く間に序列一位となった。 　もはや負けなしと思われた矢先、急にギルドに入って…

雰囲気の異なるいくつかの短編によって紡ぎだされる一つの物語

フクロウを題材にした短編です。

その国には魔法のフクロウがいた。賢く、人懐こく、そして魔法が使える。 十五歳の時に、一人一羽、神様からフクロウをもらえるのだ。 フクロウがいれば魔法が使える。 フクロウは皆もら…

ふくろうと飼い主のちょっぴり切ない恋バナ！？です。互いの心の声を文字にしてみました。太宰先生の【駆け込み訴え】を参考に、ふくろうと飼い主の一人称＆対話なしで構成されております（参…

私たちはちょっと距離の近い幼馴染み。 これからも、ずっとそうだと思ってた。 女性目線の気持ちを短くあなたへ。

タイトルの通り、短編集です。 不定期更新でやっていきますゆえ首を長くしてお待ちくだされば幸いです。 この作品のいずれかが読んでくれた貴方の心に刻まれればこれ以上の喜びはありません…

田舎の高校に通う二人の男子高校生。 彼らの卒業の日を描いたバカみたいな、でもちょっと切ない、そんな小さな物語。

姉の結婚式で思い出すのは。 ©️三ツ沢ひらく 2019〜 All Rights Reserved

王立魔法学校に通うアランは親友のガリウスから相談を受けた。 さっき別れたばかりの恋人がいる筈のない場所に現われたと。 魔法使いの彼女にとっては簡単なことのように思われたが、可能性…

明日からは別々の学校へ通うこととなる紗英と律が、バス停で交わす最後の会話。たった一言に込めたこの想いが、彼と同じでありますように……。

黄金の羊が生まれたのなら、大切に育てなさい。 その羊は、ある羊飼いの少年と、黄金の竜の、友情の証なのだから。 ――星を喰らった竜の前に、少年は剣を片手に立ち塞がった。 ※こ…

【短編】【6話完結】 心の隙間がある者だけが誘われる「喫茶ビードロ」を訪れた榊礼。 オーナーのひょんな言葉から自らの記憶を回顧することになる。 そこから暴かれる衝撃の事実ーー …

短編です。 愛するって難しい。

以前投稿しました「死に損ないのプラナリア」又は「惑星の頃の思い出」の一部抜粋です。 もし気に入ってくださったら、本編、お読みに成ってください。

彼岸花には毒がある。 今よりちょっと昔。 田舎町で出会った人たちのお話。

短編で1話完結です。 悲しいのか、幸せなのか、それは本人にしか、わからないかもしれません…。

あらすじ☆私はアンデルセンの【人魚姫】が好き。図書館で借りたアンデルセンの本を教室に忘れた。それをクラスメイトの廣崎真学(ひろさきまなぶ)が読んでいてーーーー 拙作【川本宝飾店…