「自然 短編」を含む小説

どれもこれも全部いつかは思い出せなくなるのかな

この小説は、日本縦断の壮大な旅の物語を描いています。主人公は北海道の海岸から旅を始め、日本の各地を巡ります。函館の朝市、美瑛の花畑、旭川の動物園、知床半島、そして関東、中部、四国…

散歩していたら遠くに高い山が見えました。その時、この話を思い付きました。

星に祈りを捧げる神楽を舞う少年、銀鏡（しろみ）辰一。 宮崎県西都市に伝わる古事記の里、銀鏡（しろみ）地区に引っ越してきた少年は、奥山で記紀神話に登場する磐長姫と出会い……。古事記…

兄は龍退治を誓い、故郷を出た 帰って来た兄は何も語らず、嘘つき呼ばわりのまま死んでしまった 必ず、兄の無念を晴らす！ 俺もまた、故郷を発った ※抒情詩で語ります　3話完結の…

　時は平安の世。貴族達が風流を語り合う云わば文化の時代。 和歌、音楽、文字の上手さ…それらは「ステータス」としてかなり重要になっていた。 勿論勉学もそうだが、先程挙げたもの達は当…

カクヨム読者への挑戦状！！！ 細かい前提を抜きに、短く、気楽に読めるミステリー（会話劇）です。 本文中に、謎を解くヒントは全て提示します。 勘の鋭い方ならすぐに真相にたどり…

突然目の前に現れた魔法使いを名乗る少女。 少女は男の子に魔法をあげるかわりに、魔法を使って自然を守り。地球を救ってほしいと頼む。 しかし、その魔法で生き物の命を奪ったとき。 代…

その世界は自然に満ち溢れていた その中でも一際目立つのが巨大で大きな森だった 大陸の1/6を占める中央に位置するその森は とにかく何でも大きく 世界中に恵みと恐怖を与えていた …

　自然災害により、地表が雪と氷に閉ざされた世界。 　「僕」は、最後に生き残った人々が暮らす「雲の町(クラウドシティ)」に辿り着くが、それまでの一切の記憶を失っていた。 　赤い服を…

　幼い少女クインには四つ上の兄のような幼馴染がいた。彼の名はギル。彼は王国の姫に惚れている。 　そんな彼は、お姫さまを守るための騎士団に入団することになり……クインとは距離ができ…

多少の残酷描写がある可能性があります。

平日の昼下がり、私は電車に乗った。 向かい側には小さな女の子とその母親が座っている。自然と耳に入ってくる何気ない会話に、私は。

彼女は唐突に失われた。僕の世界から、消え去ってしまったのだ。まるで初めからいなかったかのように、ごく自然に。そして彼女が消えた後には、手のつけられていないチョコレートパフェが一つ…

「ネオ・トーキョー拘置所は、三次元の空間に設えられた四次元の住まいである…」 時は28世紀。 無実の罪によって確定死刑囚となった活字中毒のぼくは、拘置所内の図書室を探し回って…

生活環境のハイテク化が進む昨今、『機械ペット』が普及して久しい。その中で珍しく本物の猫を飼っているケイトは、機械に潜むコンピュータウイルスを駆除する会社にアシスタントとして所属し…

主人公は三人家族の妻であり母親だった。五歳の息子の誕生日に『息をするくらい極めて自然に』息子を絞殺した。殺人を『極めて』正常に行った母親が息子の歯を持っての旅へ。一日歯が消えるこ…

【読切短編】337文字

【絶対に押すな】 　そう書かれたボタンを見つけた時、不自然であれば押すべきだ。 　もしもドッキリだったら？カメラがこっちを狙っていれば？ 　押さない判断は、なにも生み出さない。