「涙 色」を含む小説

香鳴裕人様主催の自主企画 同題異話SR -January-『その涙さえ命の色』参加作品となります。

同題異話ＳＲにまた応募させていただきました。 こういう企画に応募するのは、ほんとに楽しいものです。 今回も、また文学的なタイトルで、とても楽しく書かせてもらいました。

嫌い、嫌い、嫌い。 自分が。毎日が。生きていることが。 全部が嫌い、嫌い、嫌い。 あたしは、もう二度と、 子どものころみたいには笑えない。 泣くことも、もうなくなった。 …

　主役である葵は勇貓皇国の北にある寂れた村、潘で華やかな都会に出ることに憧れる貓。黄金地に黒い縞模様と黄金色の瞳を持つ十五歳の雄だった。そして葵は通常長いはずの尾が切られた短尾だ…

彼には盗癖があったが、運命的に出会った彼女との平凡な幸せを夢見て、まじめに暮らそうと努力する。ある日、彼女は祖母の形見だというペンダントを彼にみせる。涙型をしたそれは不思議な色に…

３ 「う……ん…………あ……れ、此処……は？」 　仰向けで倒れていた私の視界を支配していたのは辺り一面の霧だった。 　ゆっくりと身体を起こしてみるも、まだはっきりとしない頭と、…

君がいたから僕は歌える。例え生まれ変わっても。そばにいて歌い続ける。……君に届くように。 【あらすじ】「In My Heart　―木漏れ日の中で―」の続編になります。 …

宇宙開発が急激に進み多くの人々が宇宙に移住した時代を生きていく、10人の日本人の少年少女の物語。 「みなさん、上を見上げてください。かつてわたしたち人類は、母なる星、地球の大地…

何気なく入ったアカペラサークル。そこに前世からの出逢いを約束された人がいた。 生まれ変わってもまた出逢える。歌い続けている限り。声の届く限り― 【あらすじ】 大学三年の春、氷川…

曇天の空の色も、自分の涙の色も、彼の瞳の色も、知らなかった。 藍色の花だけが、私の全てだった。

世界を又にかける悪の組織"MORTAL"。 彼らの冒険が今始まる！ 悪いのは彼ら？それとも世界？ 笑いあり、涙あり、恋の駆け引きもあり！ 世界はきっと美しい！ 「さあ、始めよう…

前からなんだか気になる友達の弟くん。 かっちゃん。 つかず離れず。 さりげない優しさにいつか恋だと気づいた。 どんどん私より背が高くなって、前は私が見下ろしてたのに、最近は見上げ…

【第34回フリーワンライ】 ただ欲しいと思っただけ 携帯電話 星の乙女 ＊ワンライ用

ほんの二分間。あなたの人生を、拙作とのお付き合いに割いていただけましたら幸いです。 朱く染まった想い、涙色に染めて……。 ……あ。お題は五分でしたっけｗ なんだかなあ＾＾；

シリーズ化していけたらいいな。

務めていた工務店が倒産の憂き目に遭い、職を失った幸二。 腕の良い大工だった幸二だが、空き巣家業へと、身を落として行く・・・ 盗みに入ったアパートの部屋に住んでいたのは、あゆみ、…

短編です。 ※更新は不定期ですが、残り2回か3回の更新で終わらせたいと思っています。

UR武将げぇぇぇぇと！ そのとき俺の心臓は張り裂けそうなほどドキドキしてたね。 今から大乱世の真っただ中で君主として生き残らなきゃならないんだ。 なんせ俺の能力は平凡で、連れて行…

―満開の桜に願ったのは、貴方との未来。 荒波のような戦国時代の終わりに交わした、再会の約束。 それは、心を照らす希望で、残酷な絶望だった。 ※初投稿です！他で書いた作品をアレ…