「歴史 平安時代」を含む小説

先日参加した雲林院の菩提講で講師を待つ間、自称190歳の大宅世継と、自称180才の夏山繁樹と言うお爺さんが、面白い話をしていたのを思い出しました。他にも思い出したら書きます。なに…

人は甘いお菓子のようなもの。苦しみ悶え、よがる男を嬉々として食い荒らす美しい姉妹、ヤヨイとムラサキ。立ち寄った峠の茶屋でイケメン発見。ターゲットを落としていく様を短編でご覧くださ…

本編『胡蝶』から遡ること数年前。 さらに幼い子供たちの、無邪気で残酷なものがたり。 本編「胡蝶」：https://kakuyomu.jp/works/1177354054885…

平家にあらずんば人にあらず…それを口にするほど、愚かではない。 そんなひとびとの、情のかずかず。 平家を題材にしたファンタジー。 史実とは異なる部分もお楽しみください。 外伝…

　平安時代、検非違使庁に務める真澄は都で行方不明者が続出し、発見された死体は体の一部がなくなっているという奇妙な事件を調査を任された。親友の陰陽師、雪雅と同僚の蘇芳とともに事件を…

なんて息苦しい世の中なのだろう。 でもそれは、現代も平安の世も同じことだった。 父は国会議員。母は弁護士。 友人は皆、私の家の財力と血筋を見て寄ってくる。 本当の友達なん…

平安時代末期に活躍した源義経は、日本史上で最も有名な人物の一人でしょう。 その義経は軍略の天才という声と共に、「卑怯者」と呼ばれることも珍しくありません。 その最たるものが、源平…

瀬田の里に住む、瑠璃姫（るりひめ）は高貴な生まれの姫君だが、 都から遠く離れているせいで、年頃になっても公達（貴族の男性）が通ってこない。 乳母の湖都夜（ことよ）の夢は、姫君を殿…

『今昔物語集』巻第二十五「源頼信の朝臣の男頼義馬盗人を射殺す語第十二」「藤原親孝盗人の為に質に捕へられ頼信の言に依りて免す語第十一」ほぼほぼそのままのお話です。 本作の主人公は…

今となっては昔の話―― この世に生を享けたとある英雄は、しかしその生の価値を見出されておらず、またこの世に降臨した悪玉も、まだその悪性で人々を苦しめてはいなかった。 そもそも、そ…

無口で熟考ばかりしている武官、藤原保昌はある日、上司の藤原道長から「妻に」と和泉式部を紹介される。 だが彼女が結婚の条件として求めたのは「紫宸殿の梅の枝」で…… 保昌は、その梅の…

長徳四年、夏。 摂津国から京に上った男女二人連れの前に、白昼堂々と現れる怪異。 恐るべき怪物に追い立てられ、窮地に陥った彼らを救った一人の男。 「旦那、その太刀を使いこなせて…

平安中期、顔にも才能にも恵まれ、出自もよろしくエリート街道まっしぐら、まさに白馬ならぬ牛車に乗った王子さまのような青年がいた……。 『源氏物語』の薫にも影響を与えたと見られ、百人…

西暦2608年の日本。度重なる戦争や政治的反乱等で、世界遺産などの重要な文化物が焼失してしまった世界。一度滅びかけた文明も数百年で大分元通りとなるが、人々にとって”過去”を物語る…

時代小説ばかり集めた短編集です。 4,000～8,000文字くらいの読み切り時代小説、自選アンソロジー。 　第一巻　観音様と女房 慈悲深く人を怨むことをしらない、 おせんは真…

源氏物語サイドストーリー 六条の御息所の物語です。 斎宮群行に乗せて物語は進みます。 後日譚「いまひとたびの」もぜひご一読下さい

第1回カクヨムWeb小説コンテスト「恋愛・ラブコメ部門」<大賞>受賞作品。 角川ビーンズ文庫より、書籍化。発売中です。 https://beans.kadokawa.co.jp/…

以前ネットの片隅で放置していた小説のリメイク。 というか完全に別物。 平安中期に生まれた天才の物語。 現代からの転生者に権力と血筋と暴力を与えるとこうなるんじゃないかな。 古…

今となっては昔のこと、人と化生――怪異の交わりがまだ緊密だった時代の話。 とある貧乏役人である青年の許へ、ある怪異の調査の依頼が舞い込んでくる。報酬につられて依頼を引き受けた青年…

※古事記と日本書紀をベースにした、オリジナルの異世界トリップファンタジー小説となります。 ※なんちゃって江戸時代と、なんちゃって平安時代が混同しています。 現代に暮らしている２…