「人の話」を含む小説

真夜中。ある男が柿ピーを食べていると、えらく奇妙な想念が頭をもたげてきた。 『【第１回】テーマに沿って書いてみよう』様参加作品です。

私は死ぬまで、貴方の側を離れません。いつまでもずっと、貴方を見守り続けたいと思うのです。――そしてどうか、貴方の掌の上で死なせてください。 同題異話『さいわいなことり』様に参加…

「私」は、ある日不思議なバスに行き会う。 季節を超えて進む小旅行の果てに「私」と「常木さん」が得たものとは？

家にやってきた念願の犬、ジョーと僕はまるで兄弟のように毎日を過ごしていた。やがて高校生になった僕は、忙しさを理由にジョーの世話をしなくなり、見向きもしなくなる。そして段々ジョーは…

ホラーのようなミステリーのような？　ちょっと不思議なお話です。 『KAC2021 ～カクヨム・アニバーサリー・チャンピオンシップ 2021～』参加作。 4回目お題は「ホラー」o…

　ある日、唐突に閉じ込められてしまった、二人の高校生。 　閉鎖された空間の中で、極寒に襲われながらも、脱出する方法を模索する。 　徐々に体力が奪われていく中、二人は無事に帰還出…

「............は？」 朱槻 白夜は幼馴染みの神城 華音と2人の思い出の場所であり昔、秘密基地のあった公園へ向かう。そしてそこで突如理不尽な現実を目の当たりにしたの…

後悔を胸にしまい続ける人の話

刃物を売る娘と、刃物職人の父。 父は刃を見極め、娘は職人を見極める。 父に衰えを感じたら、リストラする必要がある。 小説講座の仲間と、大阪府堺市の刃物屋さんを取材したときに思い…

相変わらず滑り込みですみません。夢月七海様企画「同題異話・七月号」参加させて頂きます。 SFで、霊視みたいなオカルト要素を入れたら楽しそうだな、と思って書いてみた。 久々のなんち…

残り5分をこたつという天国で過ごす二人の話

「それ」には行き場がなかった。だから投げ出された。しかし、それを拾った人がいた。その人はどこかにいて、どこにでもいるような、誰とも似ていない、そんな普通の人だった。

朝の教室でどうでもいい話をする高校生2人の話です。 どうぞよしなに。

この物語は、関西弁の女の子花奈(かな)と、標準語の男の子哲哉(あきや)が、ただただくだらない話に華を咲かせるだけの物語となっております。過度な期待はせず、肩の力を抜いてのんびりお…

【各作品キャッチコピー】 ・女はヒロインだった。（『女神様は短気娘の夢を見るか？』） ・安易な甘さを外面(そとづら)に包んだ自分に気付いてしまったからだ。（『寒空の下。少女に棒を…

ドラマ監督の父親を持つ武井若葉の所に、今絶賛人気の若手俳優、高坂翔也が暮らしている。 彼の存在を自身の周りには隠しながら、翔也が頑張れるようサポートしたりふざけあったりする話です…

処刑人の話。

気持ちいい大地が広がるのに洞窟の中にいる色んな人の話。いい人も悪い人も。大地に出たいって言っている人もいるのに...

山の化身二人の話。無限に流れる時のなかの、ひとときの諍い。恋愛というよりは友愛に近いけれど、確かに二人は思い合う。この関係がずっと続きますように。