「鬼です!」を含む小説

鬼は人間から生まれるってわけです。

プロローグ とある江戸時代の昔話である…… 江戸時代には妖怪が人間を驚かし脅かす存在であった。だがその中でも珍しい鬼がいた。その名は、燈鬼。燈鬼は、人間が好きであった。燈鬼は、自…

僕の小学校にアメリカからの転校生・マイケルがやってきた。 僕らはマイケルと色鬼をして遊ぶことになった。

　ダンジョンが現れ二十余年、それは日常の一部となった。 　そんな世の中で、家の裏に出来たダンジョン。その影響でなぜか生えたツノ。このツノの影響で俺はダンジョンに入らなきゃいけない…

左腕のない当主と角のない鬼が、ひたすらに対話する短編連作。 不定期投稿予定。 2023年11月1～30日までのお題に合わせ、しゃべる生首が登場する小説を投稿する「novel首塚」…

１話読み切りの連作です。 ショートショートで書いていた、 精霊のニナと小鬼のレイ、そして雷のアオの話をまとめました。 １０話まではショートショートのものと全く同じです。 １１話か…

「よ～し。今日からＮＥＥＴ生活の始まりだぁ～！！！」 「させませんよ」 聖地へと向かう旅の途中、何者かに命を奪われかけた白鳥使い(25)は、なんやかんやで自堕落男へとなり果て…

　シノは、わずか三つで猿の妖異に生贄に捧げられた。 　だが、偶然通りかかった、まつろわぬ神アカメの取りなしにより、その生命を永らえる。 　――この娘が十になったら、再び差し出…

「私が一緒にあいつと無限地獄へ堕ちれば本望。 　男を地獄の業火で焼き尽くしてくれよう」 東京の盛場でパパ活をして稼ぐ少女アリシアは幼少の頃、両親と弟を愉快殺人者に殺され放浪してい…

閻魔様は怒っていました。 ここは冥界、死んだ者が訪れる場所。 そんな場所にサンタなんてやってこないし、クリスマスなんてキリスト教のお祭りはないのですから。 なのに”クリスマス”…

ずっと一人だったぼくを月が見守ってくれていた。 月の涙は砂漠化をもたらし精霊たちは悲しみに暮れる。 うん……。 ぼくは地面に落ちた月の涙を一つずつ食べて行った。

極東の国曨より更に東の海洋に浮かぶ島、そこには鬼が住まうという。 鬼族の姫であるシュラは幼少の頃に郷を訪れた冒険者達の冒険譚に憧れ、いつの日か島を出て外界を旅する事を夢見ていた。

幼い時から他人には見えないものが見えていた本城史乃は実の親からも忌み嫌われていた。父親と後妻は妹の加代だけをかわいがり、史乃を使用人以下に扱ってた。 加代が華族のパーティーに参加…

エスカ・ロイズは命のストック「残機」という特別な力を持つ、男爵家の令嬢。 だがそれゆえ化け物扱いされており、家族とはみなされずに離れで一人暮らしていた。 書類の代筆を引き受けるこ…

あるときおじいは鬼とけんかをしたのでしばきに行こうと思いました。

文化庁の宗務課の『特別異形管理室』の唯一の職員、天音満瑠は御霊と呼ばれる神々を見ること、そしてその意思を感じることが出来た。その能力を活かし、様々な部分で小さな事件を解決するのだ…

なんとなくのプロットは出来ていますが思い付きなので続きません ハーメルンにちょっと違う形で載せたやつです