「おかしな」を含む小説

二組の双子たちによるちょっと天然風味のおかしなラブコメ。

あなたはわたしを読んでいるが、果たして、わたしの言語を理解しているという確信があるだろうか？（ボルヘス「バベルの図書館」） ◆ 企画『第一回こんな小説を書いてみよう』の内容を読…

ファミレスで話す男と女。この2人の会話にはところどころおかしな点があるのだが……。

女性の前で恥ずかしくなると照れ隠しでその人に罵詈雑言を吐いてしまう僕、西野大地は彼女いない歴＝年齢のワケあり男子高校生だ。 そんなある日起きてみれば、僕に悪口を言われた人が全員…

　三月生まれの弥生と、四月生まれの卯月（わたし）。隣同士の名前はとても近くて、決して交わることがない。 　彼女が死んだ。高所恐怖症の私には到底できない、高い高い場所から身を投げ…

その雑貨店は、時々、ふと路地裏に現れている。 ハザマにあるという不思議なものを扱うエキゾチックな雑貨店、ふぁんしーしょっぷ羅針度（らしぃど）。 迷い込んだお客さまには、不思議な…

「ねえ、あなたが王子様？」 　夜空に見とれるココに、声が投げられたのはそんな時だった。 まだ幼い王子、ココ。 満月の夜に、ココに会いに来てくれる友達、キンス。 箒に乗って空を飛…

人のブログを見ていると、掲載されている写真の中におかしな奴を見つけた。 不思議に思って他の写真を見てみると、そいつは至る所に姿を見せていた。 ※以前書いた話を、カクヨム甲子園用…

　あの丘の上にある大きなお屋敷――明智さんちのもっぱらの噂は、旦那さんが九人いるらしい。 　これだけでも大変な驚きなのだが、彼ら全員が神がかりなイケメンで、個性豊かなようで、明…

この世界では、仕事《ジョブ》がないと生きられない。 夜屋さん、本屋さん、服屋さん、――そして喧嘩屋さんのカレンと、代行屋さんのノア。 そんなちょっとだけおかしな世界に、ひとりの少…

集まる所はショッピングモール 商店街はシャッター街 そんなステレオタイプな地方都市 賽の目市 そんな街に住む人の頭の中を覗いた少しおかしな広報紙…

日笠ヒマリ（ひかさ・）は、この街を縄張りとする吸血鬼である。 定期的に人間の血を吸わないといけないのと、運動神経が優れていることを除くとあまり吸血鬼らしくない、今どきの女の子だ。…

《エクスプラネーショニカ百科事典》 　小説で百科事典というのもおかしな話だが，ここでは筆者の他作品である「D0 n0t f¡nd 0110110101100101」のタイトルとキ…

颯馬が入院している峯岸病院の院長先生は、ちょっと変だ。同室の陸翔と口げんかして、死ねって言ったらすごい怒られた。ほんとに死ねば良いとか思うはずないのに。夜中におかしなもの…

その日の夜の記録 https://kakuyomu.jp/works/1177354054885381325 静かな夜の記録 https://kakuyomu.jp/works…

雨の日に捨てられた黒猫は、風俗嬢に拾われた。 その日から。寂しい一人と一匹の共同生活が始まる。しかし、ただ幸せなだけの毎日は続かず—— 猫の視点から、人間世界の生き辛さや矛盾をあ…

　タツキと俺は、ゲームをしていたはずだった。 　だが、不可思議な現象の後、俺は知っているような、知らないような世界に召喚されていた。 　魔法、モンスター、獣人のいる世界に……。 …

　絵画や映画、音楽に文学。 　メジャーが存在する芸術には必ずマイナーが存在する。あるいはインディーズとでも言おうか。公式という表舞台の外に広がる、その果てさえも見えない作品群に好…

王太子の花嫁選考会に招集されて嫌々参加した貧乏伯爵令嬢のソフィア。 偶然知り会って一目ぼれしたした相手が当の王太子だと知って頑張ることを決意するのだけど、この花嫁選考会、実はなに…

ゆるゆるふわふわな最強の魔王様の日々の様子。 魔王様は今日も、有能な秘書や何か色々やってくれる優しい（？）部下達に囲まれて、自由に過ごします！ ◇◇ 誤字脱字やおかしな…