「姫×姫」を含む小説

「赫映姫」は「かぐやひめ」と読みます。賽の河原のお話と、かぐや姫のお話を合体させまして。七五調で書いておりますので、リズムもお楽しみください。 自主企画『童話パロディー集』（h…

　これは、もうひとつの宇宙の可能性の物語。云うなれば、全く別の宇宙で起きた現象。 　大惑星ジュピターの姫君ラオンは、ある日誰にも内緒で城を抜け出す。貨物シャトルの荷台にこっそり…

　昔々、ある地方――伊予之二名島（いよのふたなじま）には人間は居ませんでした。正確に言えば『鬼』が喰らい尽くしてしまったのです。日の本の民は希望を失い、生きる望みさえ消え失せてし…

私立探偵、橋姫紫音とその助手、若菜樹里の二人が繰り広げる推理劇・・・・・・とは限らない小説です。 本格的なミステリを読みたい人には絶対にオススメしません。 軽度のガールズラブがあ…

☆;+;｡･ﾟ･｡;+;☆;+;｡･ﾟ･｡;+;☆;+;｡･ﾟ･｡;+;☆;+;｡･ﾟ･｡;+;☆ 書籍化に伴い改題しました。 前題『救国の戦姫は求婚（プロポーズ）を断りたい！』…

武道一族に生まれ、家族に甘やかされたエレーンは公爵令嬢らしからぬ剣技を身に付け、晴れて１７歳で剣術大会に出場した。 大会を見学しにお忍びで来ていた国の第二王子、１４歳のアレクシ…

運命というものがあるのなら、それは、多数の枝を持つ大樹のような姿をしているに違いない。 何かの本で、そんなふうに読んだ。 全国トップクラスの学業成績を叩き出す秀才、海牙は、自他…

麗しき人魚姫の御話。 願いも祈りも泡となるだけ。

　神聖皇国『旭光』。神話が実在するこの国は『鬼』と称する異能の力を持つ者たちに支配されており、平民である我々人間からは尊敬と畏怖を込めて『鬼族』と呼ばれていた。 　私の父はまさに…

　僕こと鏡池潮は、歴史ある旧家の双子の姉妹に仕えるいろいろと訳ありの高校一年生であり、昼間学校では妹君の『ツンデレお嬢様』天堂日向に顎で使われ、夜は夜で一緒に暮らしている姉君の『…

泡となって消えた人魚と、古くから伝わるセイレーンのお話。

「はい？こ、こ、《《こんやくー！》》」私は思わず叫んでしまった。 「な、な、なんとおっしゃるお母さん、私たち出会ってまだ一週間なんだよ」 「そう、嫌なら辞めてもいいのよ」 「…

滅びた国の城主の娘、サクヤ姫と、 その姫を一途に護り戦う妖狐の少年、コハクの物語。 人知を超えた圧倒的な力をもって戦国の世を掻き乱す妖狐衆。そこに属する妖狐の少年コハクは、仲間…

アニメのプリンセスたちの歌について、自分なりの見解を交え考察致しました、

「ワンダープラネット　やんごとなき姫君と彷徨える星の物語」 という、カクヨム電子書籍でも発売中のエンターテイメントファンタジー小説のパラレル続編です。 本編とは、完全に独立した物…

人とは違う髪色、蒼い髪と蒼い瞳の少年、氷月雹霞《ヒョウゲツヒョウカ》は街を放浪していた。やる事もなく孤独に、そんな時、金色の髪の女の子と出会い何かの歯車が動き始めた。 僕はあの…

あるところに、お父さんがいました。 週休2日で真面目に働く、中高年の彼には家族いました。 遅い反抗期、真っ盛りの娘のゆきちゃんと、 恋愛結婚した、ママのさきちゃん。 三人仲良…

　春休みも終わりに近づき18才になったばかりの主人公は住ん でいた地球とは違う場所へ飛ばされた。 　そこで起こる様々な問題を振り回し破壊する主人公の物語が 始まる。 　ここが異世…

十六夜姫の番外編。 蒼井いさよ（伊佐宵）、またの名をいざよい（十六夜）。 日常から少しそれると十六夜姫としていろんな出来事に巻き込まれる、いやむしろ巻き起こす。 今回は「炎と…