「ＫＡＣ１」を含む小説

夫と離婚して1人の生活が始まった。誰にも気を遣わず、自分の好きなように生きる生活。1人って楽しい。そうか、私には1人が合っていたんだ。　KAC参加作品

中学の不登校である俺は、数年前に両親を亡くし、親権を叔父に移された。叔父が仕事が忙しく、年数回しか家に帰ってくることはない。その時に俺に生活費を渡すという形で助けてもらっている。…

「ごめん。寿一、オレ、タクシーなぐってもおた。」 「タクシー殴ったら怪我すんのはケンさんちゃうん？」 コンビ別れした底辺漫才師・寿一（じゅいち）は会社から「次が最後」と最後通牒…

ショッピングモールでたまたま幼馴染みの英士と鉢合わせた、わたし。 彼の様子からデートの待ち合わせ中ではと察し、陰から監視するのだけど―― 「ゴドーでも待ってるの？」 素直になれな…

廃線となった八高線を伝って東京を目指す少年が目にするものとは――

トラックにひかれて異世界転移。 ありきたりのテンプレ展開。 チートでハーレムな世界が手に入ると、俺にとってご都合主義な世界で生きていけると、そう思ってた時期が俺にもありました。 …

拙作がなろうのランキングに載った2019年1月上旬。マルチタスクが出来ない俺は、単位かランキングの選択を迫られていた。

この物語はフィクションです。実在の人物、団体とは一切関係ありません。

「この学校、ちょっと変なの」 転校した友人ユミから報告を受ける、わたし。 ユミ曰く、その学校では「スマホ」を「スマフォ」と呼称するらしい。 しかし、なぜ。 日常の見え方が少しだけ…

死者王との決戦前夜、宿の酒場で和気藹々と歓談する聖剣士一行。 故郷を死者に奪われた双子、「僕」とララは彼らの一員として旅をしてきた。 すべては死者王を討つために―― 死者王の居城…

夜道を1人で歩くのは、街の喧騒から離れて心が落ち着く。 そんな日課の最中いつもと違う出来事が…… この足音はなんの音？ いつまでついてくるのだろう。

ああ、お嬢様。なんとおいたわしいことでしょう。 とある高級住宅街の邸宅に勤める執事が証言する、街の暗部とは。 羊たちよ、安らかに眠れ。

KAC2021投稿作品。 会話劇です。

「死の直前の比類のない神々しいような瞬間、人間の頭の飛躍には限界がなくなるのです」 　ミステリ研究会の後輩にして現役ミステリ作家は語る。 ※エラリー・クイーン/鮎川信夫訳『X…

ボスの娘を殺した報いで殺されようとしている、俺。 彼はなぜ、逃避行のパートナーを殺すに至ったのか。 麻薬カルテルが支配する無法地帯の逃避行と、その末路を描く痛切な「なぜ」の物語。

KAC2021の第１回目応募をしようと書きましたが、1エピソードでないと対象外なのに今更、気づいたので、取り下げることにしました。せっかくのエピソードを削るのも忍びなくて。応募期…

　ある日、翔真が狩りに行かなくなった。 　とあるカップルと同居する猫の視点から語られる、三匹の獣の「新しい日常」。

感染症の流行により、外出自粛が呼びかけられている時、旅行好きな僕（星元弥）は家での時間の過ごし方に悩んでいた。その時に恋人（小野江恋花）がかけてくれた言葉とは・・・？ 〈登場人物…

◆水谷雪花（みずたに・ゆきか）は、ライトノベルがとても好きで、ノートによく妄想したイラストを描いたりしていた。 けれども、授業も今冬で終わりと知り、おうち時間に受験勉強もしなけれ…

素敵な心地良い日の嫌な夢。