「霞」を含む小説

ルネサンス期の芸術を代表する巨匠、レオナルド・ダ・ヴィンチとミケランジェロ・ブオナローティ。 彼らの筋肉偏愛主義者ぶりを、幻の絵画二点の顛末と共にお送りいたします。 ※不真面目な…

見た目で強がっているが幽霊が怖い男子高校生の乾志紀（いぬい　しき）はギターを心の拠り所にしていた。ある日うっかり目が合ってしまった幽霊につきまとわれて軽音部に逃げ込んだところを先…

わからない言葉は辞書で調べるがモットーの「辞書くん」と、スマホに夢中でよからぬ噂のある「スマホちゃん」。ある夜、辞書くんは、スマホちゃんの意外な顔を知ることになる。 主人公の異…

触れた人間の致死率を操ることができる不思議な力を持つ少女・朱氷霞は、父の出世のため強制的に入内させられた。 幼い頃から毒霧の姫と呼ばれ忌み嫌われてきた氷霞は、ひとりで生きていく…

中学生の鈴木さほりは、自宅のピアノと喋ることができる。名前はベルキー。何でもできる優秀な姉に比べたら、それはちっとも特別なことじゃなく、退屈な日常の一部であるはずだった。【9話完…

片想い中の同級生女子からもらった、バレンタインデー仕様の包み。開けてみると中身は――どういうこと！？ 柴田恭太朗様の三題噺の自主企画に参加させていただいた作品です。 三題噺「チ…

ロータス・エキシージを駆り、新人ながらも既に箱根最速と噂される蓮實天道は、ふとしたきっかけで高校のクラスメイトで死にたがりの少女、司馬霞と関わることになる。同じ頃、箱根に首都高で…

その塔は 太古の昔よりそこに在り 誰もが知るところでありながら 何人も立ち入る事を禁じられていた 空を仰げば目に映えたる青霞 時折きらりと　瞬く塔体 輝く頂 眩しく…

霞 蓮花（カスミ レンカ）は二十四歳。背中の半ばまであるストレートのロングヘアは、今どき珍しい黒髪。色白で細身の体、やや高めの身長、バストは密かにEカップ。 そんな彼女は、派遣O…

　侯爵令嬢のソフィアは、「見た目を地味に目立たなくする」カチューシャ型の魔道具を身に着けている。これを外してしまうと美少女であることが知られてしまい、いろいろ危険があるのだと父か…

3分で読めるショートショートです。 彩霞さんに『カクヨム作品の感想文』内でご紹介いただきました！ https://kakuyomu.jp/works/1681733065856…

結婚直前で恋人を亡くした俺。 食欲も失い、やつれていっていたある夜、動画サイトで奇妙な人物を発見する。 それは「イタコの霊媒調理師、霞テル子」。 彼女は依頼者の思い出の料理（…

あまりにゆっくり歩くので、どこへ向かっているのか、忘れてしまったカタツムリ。ある時、翡翠色の長い壁を見つけ、踏破しようと心に決める。 彩霞さんに『カクヨム作品の感想文』内でご紹…

新しい学校新聞が全くできずに廃部寸前となっている新聞部に所属している桃崎霞たちは夜の高校に髪の長い女性が現れるという噂の真相を確かめるために夜の学校に侵入を計画するが…

人にはそれぞれ性別があって。 人の数だけその性別にも違いがある。 私はどこへ行ってもどんな姿でも 貴女のことを想い続けます。

ある山奥の村では、かつて流行り病があった。 村人が多くなくなり祠を建てて祀った。 怪談を求めて山奥へと向かった夫婦。 そこで恐怖を味わうが、それだけでは終わらなかった。

都の小路で出会った女は、夜だというのに一人で木の下に佇んでいた――人ならざるものと判っていながら引き込まれていく男……

　全三四話（序章・終章含め） 　前作『Ishtar Feather』をお読みいただいた方がより一層楽しんでいただけると思います。 　柚机莉徒と髪奈夕衣の十九歳コンビが織り成す、…

　純白の白磁世界で、青年は目を覚ました。 　それは、とても覚醒などとは呼べない霞掛かった虚ろな目覚め。 　そんな呆けた意識の中で、青年はかつて自身が大好きであったゲームの力を発…