「政略結婚/恋愛結婚」を含む小説

白虎の国の元皇太女と青龍の国の皇太子。 その邂逅が、歴史を拓く――政略結婚×じれじれ×中華風宮廷ファンタジー。 颱国の皇太子・皓月は、“抜山虎女”と称され、周辺諸国にその名を轟…

伊集院桃子は、短大を卒業後、二年の花嫁修業を終えて親の決めた幼い頃からの許嫁・鈴木晃司と結婚していた。同じ歳である二人は今年27歳。結婚して早五年。ある日、夫から「離婚して欲しい…

　武家の娘・姜苑は、突然、父親に名家との婚約を告げられる。そろそろどこかへ嫁がなければとは思っていたもののいざとなれば複雑な心境になる苑は、どうにか阻止できない者かと行動を始める。

妖精の国と竜人の国は昔仲違いをしていた。 魔術に長けた妖精。 野蛮な戦闘民族の竜人。 この世界に突如蔓延りだした『魔獣』を狩るため、永年の確執は和平条約が束の間の平和をもたらした…

アレシア・リオベルデはリオベルデ王国の王女にして、女神神殿の姫巫女を務める少女。銀色の髪に青い瞳という美しい容貌とともに、過去を透視する不思議な力を持っていた。アレシアは１８歳の…

　公爵子息である夫に嫁いでやは半年、ローズは、政略結婚であってもそれなりに仲の良い夫と、それなりの夫婦生活を送っているつもりだった。 　しかしある夜、彼との時間を終えた後、今…

聖女になり損ねた私は、冷酷無比と噂される伯爵に売られることになてしまった。 形式上妻となった私には、とある仕事が課せられることになる。 その仕事をこなす日々の中、私は伯爵の秘密を…

「立派な悪役令嬢にしてください」 とある王国、子爵家の血を引くマリーの仕事は富裕な子女の家庭教師……の筈が、最近妙な依頼が続く。 貴族のご令嬢が、自分を悪女にしてまで婚約破棄した…

いつ訪れるとも知れないその日のために、わたしは庭園の花のように育てられた。 大きな不満もなく、退屈など感じる暇もなくて。 疑問すら抱かなかった。 たとえ平穏な日々が終わりを…

孤高の王女には好きな人がいた。しかし、かつての彼は見つからず、お見合いから逃げ続ける日々。歳は十五。王女としての責務を全うするか、己の感情を優先するのか、彼女には選ぶ余地がなかっ…

蟲と呼ばれる魔物がうごめく世界。蟲を討伐する蟲狩りの隊長ライナスに嫁いだ皇女エリーナ。 実はエリーナはある事件で皇族を廃されたが、ライナスとの政略結婚の為に復権していたのだった。…

和洋の文化が入り交じった浪漫溢れる大成時代。 鬼を使役する榊家の次期当主 榊恭一郎と、妖狐を使役する安隅家の令嬢 安隅伊織は、両家の和平のために政略結婚した。 長らく続いていた家…

遠縁に当たるバージニア姫とともに大国に花嫁として送られたアイリーン。 現王家の姫ではないので、扱いが悪く。 およそ、王様が尋ねてきそうにない崖の上の城に住むように言われるが。…

　公爵家次女のラフィリアは、姉を王太子の婚約者に取り立てる見返りに、父親によって嫁不足の魔物頻出辺境領へと嫁がされる。しかも王は、国から辺境伯家に出るはずの支援金をケチって、その…

メディアワークス文庫より9月25日発売の新作『薔薇姫と氷皇子の波乱なる結婚』試し読みを特別に大ボリュームで連載！ https://mwbunko.com/product/3223…

生贄同然で嫁ぐことになった末王女アメリアを迎えにきた夫は、王族でも貴族でもない魔族の男ローエンだった。次々と起こる騒動の中で彼と心を通わせ始めたアメリアは、やがて大それた決意を抱…

意地悪な遠縁のおばの邸で暮らすユーフェミアは、ある日いきなり『明後日に輿入れが決まったから荷物をまとめろ』と言い渡される。いろいろ思うところはありつつ、これは邸から出て自立するチ…

私の両親は駆け落ちで碌な目に合わなかった。 私は政略結婚で碌な目に合わなかった。 だから思う。 政略結婚は碌なことにならないけれど、恋愛結婚はもっと碌なことにならない、と。 深…

私は、一応伯爵家の娘です。 けれどそれは名ばかり。 現実は父に母娘共々疎まれ、屋敷の離れへと追いやられている存在。 父には母と婚姻する前から、愛妾とその子供がいた。 かつては母…