さいきん、後宮×かわいい恋愛ものが流行っていますね。
そろそろミステリーものや本格的な中華作品を読みたい方紹介しますね。
女性が統治する
白虎の国、颱の皇太女で主人公の風晧月は、妹・皦玲の代わりに隣国、
青龍の国、浩の皇太子のもとへ嫁ぐことになりました。
が、長年の敵国だからなのか、
ひきこもり皇太子になかなか会えません。なんでー⁉(゚∀゚)
婚礼すらすっぽかされる。
でもこの物語の主人公の晧月は、美しくて逞しい。
そして陰謀や嫌がらせには倍返し。ついでに武力でも!
さて、皇太子が本当に引きこもりなのか、
事件があれば、ときどき助けてくれるような……?
もしかして勘違い? あーこちらも気になります(><)💦
宵さまはなんといってもキャラクター設定がしっかりしています。
近況ノート参照。わからなくなれば、相関図もありますよ。
それと歴史や知識だけでなく、
本当にそんな国があったかのような後宮世界観を作り上げていて、すごい!
主人公はただ強いだけでなく、妹にコンプレックスを抱き、弱い時もあります。
そんなところにきゅんとして応援したくなります(*‘ω‘ *)
重厚で本格中華ファンタジーで、ハラハラドキドキ
じれじれ(桃子はこれ目当て)を堪能してください。
おススメします(´っ・ω・)っ📚✨
作者であられる宵さまの豊富な知識から紡ぎ出された世界観は、まるで本当に存在していたかのような感覚に陥ります。まさか中華もので儀式の作法までこだわり書かれた作品があるとは思いませんでした。多様な登場人物が出てくる中、誰が敵で誰が味方か、あるいは敵の思惑は何なのかと、複雑に絡み合うそれぞれの思惑と人間関係が面白いこと!
とても素敵だなと感じたのは、主人公である晧月さまがカッコいい!
さすが抜山虎女と呼ばれた女傑です。陰謀の糸が絡めとられた宮廷で涼しい顔してピンチを切り抜けていく様は痛快。守られるだけのヒロインじゃないのが最高です。
巻二を読むのが今からとっても楽しみです(*´▽`*)ワーイ
歴史的な中華世界が丹念に作り込まれていることに感服いたします!
ゆえに歴史小説を読んでいるかのような重みを感じられます。
ファンタジーとはいえ、文化的背景がひしひしと感じられて、大変興味深いです。
物語は敵国皇子のもとに嫁ぐ皇女の運命を描いたものですが、
まず皇女が妹の代わりに嫁いでいるため、妹の振りをしなければいけないこと、
さらに、夫になった皇太子が姿を現さないこと、などかなり、ひねりがあります!
主人公の皓月は勇ましく強い女性なのですが、しとやかな妹の振りをする苦労が様々あり、そこがまた作品のおもしろさにつながっています。
また、なぜ皇太子が引きこもっているのか? それも気になります。
さらに、敵国に嫁いだせいで、方々から嫌がらせを受けるだけでなく、実際に命を狙われる皓月。
でも持ち前の力を発揮して、どんな陰謀も易々と乗り越えていく姿に胸がすく思いです。
じっくりと楽しみたい本格ファンタジー、活字好きの方にぜひ読んで欲しいです!
抜山虎女と称され、その名を轟かせた颱国の皇太子・皓月。
とある事がきっかけで、妹と入れ替わりで隣国であり敵国でもある浩の皇太子へと輿入れする事になってしまった。
長年の敵国とあって歓迎されない事はそれとなくわかっていたが、まさかの皇太子本人に婚礼すらもすっぽかされるという始末。なんと皇太子は完全な引きこもりだったのだ。
僅かな味方こそいるものの、周りは敵だらけ。皇太子の存在も頼れない状況で、皓月は――――。
とにもかくにも、皓月の圧倒的な存在感!見た目の麗しさだけでなく、身につけてきた教養に加えて、負けず嫌いからの学ぶ姿勢。更には、元々抜山虎女などと呼ばれる程に強い武力の持ち主。妹の身代わりという立ち位置のため、お淑やかな妹を真似て演じてこそいるが、中は虎視眈々と相手の隙を窺う虎である。その強さ、逞しさは見ていて痛快であり、次は何が怒るだろうと楽しみもある。しかし、敵ばかりのそこで、やはり事件が起きればヒヤリとする事もあったりと。
引きこもり皇太子との駆け引きや、陰謀、女同士のバトルと盛りだくさん。是非是非お手に取って最後までお読みいただきたい。おすすめです。
颱国の皇太子・皓月は、“抜山虎女”と称され、周辺諸国にその名を轟かせていた。とある事情により、お淑やかな妹・皦玲の代わりとして、”引きこもり”と噂される敵国・浩の皇太子、璧志に嫁ぐことに····。
皦玲として、皦玲ならば、皦玲だったら。皓月はどんどん"自分らしさ"を閉じ込めていく。本来の皓月は、気高く、物理的にも強く、何者にも負けない気骨のある女性。
引きこもり皇子が遣わした教育係の巫澂は、そんな皓月に対して想うところがあるようで。
白虎の国の元皇太女と青龍の国の皇太子。この出会いが、国に齎すものとは―――。
嫌がらせ上等! 何を言われてもその倍の嫌味で返せる!強強ヒロインと思いきや、けっこうメンタルがぼろぼろになるような過去もあり。また、恋愛に関してはかなりの鈍感さを匂わせていて、思わず応援したくなるのです。
こちらは重厚で濃厚な中華後宮ファンタジーであり、作者さまの中華小説に対する知識の宝庫でもあります。
中華風、とありますがもはや本格中華と言っても過言ではない作品。
本格中華ファンタジー、特に後宮系が好きな方にオススメ✨
今作の第二部もあるようなので、今からすでに楽しみなのです♪
じれじれ恋愛ものが好きな方も、一見の価値あり!
主人公は、女人が統治する颱の国の元皇太女。“抜山虎女”などという物騒な異名を持つ快活な女性です。
敵国にとつぐことが決まった妹になりかわり、彼女は皇太子に嫁ぎます。しかし、婚礼の席に夫になる皇太子は現れず、それどころか顔も見せぬまま、巫官の男を教育係として主人公のもとに送り込んできて……
めちゃくちゃ中華な世界観です!
儀礼とか、登場人物の役職とか、国と国との関係とか。「中華風小説ならこうであってほしい!」と、わたしが願うものが全部入っているかも☆
すごいです!
世界観の話ばかりしてしまいましたが、キャラやストーリーもいいです!
妹のかわりに嫁ぐ主人公。全然顔を見せない夫。謀略を巡らせる人々。個性的な登場人物ばかり!
それに、散りばめられた謎の数々にも興味津々!!
魅力的な要素だらけです☆
ここまで重厚な世界観の中華ファンタジーには、なかなかお目にかかれないと思います。中華ファンタジー好きなら、ぜったいにチェックしておくべき作品ではないでしょうか。
このクオリティを無料で読ませてもらえるなんて、とても幸運なことだと思います!
レビューを書いている時点の最新話(第46話)なのですが、皇太子に関する謎の片鱗が見えてきた気がして、今後の展開を追うのがすごく楽しみです♪