「そんなもの」を含む小説

【縦読み･黒色推奨】 そんなものありません。僕の脳内日記です。

日常にあふれる、少し不思議な出来事。そんなものを集めた、ホラー短編集です。 ※以前に書いていたものをまとめて短編集としたものです。新作を追加することもあります。 ※作品タイトル…

「君はまだ幼い、私は君を大事にしたいのだ」 　あなたがそうおっしゃったから。 　わたくしは今までお飾りの妻でがまんしてきたのに。 　あなたがそうおっしゃったから。 　好きでもな…

カクヨム歴一年弱の初心者が、見様見真似で創作論（らしきもの）を書いてみんとす。 とは言っても、中身は作者がカクヨムでの創作活動を通じて思ったことを気ままに綴っているだけ。 私が…

「私はね、聖女になんかなりたくないの」 　十六歳の春、聖女の転生者である可能性を告げられた少女、ガーナ・ヴァーケルは笑った。 「帝国の為なんかに死にたくないもの！　私の大切な友人…

「こちらで魔法のポーションを扱っている、と聞いて参りました。辛い失恋を完全に忘れられる薬だそうですが……。そんなもの、本当にあるのですか？」 　怪しげな薬を求めて、怪しげな雑貨屋…

29歳という若さで亡くなってしまった星界正（せいかいただし）は現実世界で魔法使いと呼ばれる年齢の一歩手前で亡くなってしまった。 後少しで魔法使いになれたはずだったのに… これで転…

「手紙？そんなものは出してないし、置いてきていない。先日、王子と訪日して以来、こちらにいる。よく見るんだ、大文字。以前、教えた、暗号が浮き出るかどうか、確認してみろ。」 伝子は思…

ライトな評論シリーズです。 今回は、「性善説」と「性悪説」についてです。 そもそも「善」と「悪」ってなんぞや？　というところから、考えてみました。 私は生前、「性善説」を信…

それなりの高校生活を楽しんでいた冬空は、ある夏、パラレルワールドの『自分』と入れ替わってしまう。 そこは現代日本だが少しずつズレていて、利術＝魔法で発展していた。 そして『自分』…

魔法と聞いたら何を思い浮かべるだろうか。 無から炎がでたり、飲めもする水がだせたり、発電できそうな雷が迸ったり。 物理に喧嘩売っているそれらは、無人島のサバイバルも簡単になるし、…

" 始まりや終わり、出会いや別れ、私には意味がない。そんなものがあるから変わってしまうんだ " 嫌われるのが怖いく、自分を作ってばかりだった女の子が、一人の女の子と出会い、その…

ふたりの女性がいる。 ひとりは高校教師の高津実莉（たかつみのり）。 ４３歳独身。微妙に要領が悪く、人生目標を絞り一点集中することでどうにか望むような人生を歩んできた。仕事に充実…

　中学生の頃好きだった幼馴染の女の子。親の転勤で離れ離れになってしまって想いを告げられずにいたけど、大学で偶然再会した。 　彼女は中学の頃と様変わりしていたけど、でもあの頃と変わ…

そこそこ年をとると色々と若者に説教じみた話をしたくなるんだけど、若者側としてはそんなもの聞きたくないじゃん。 だけど、失敗を積み重ねたからこそ、やらないほうが良いよーって話がいっ…

ご主人様である魔法使いが魔獣である自分に「靴」というものを履かせてきた。どうしてそんなものを履かなければならないのだろう。 ＊夢月七海様の同題異話四月号「真新しい靴がステップ」…

ひと回り歳の違う男女の恋愛。 互いが自分を押し通し。互いの解釈で付き合い。大切なのは自分。 どこまでいっても平行線だった。 自分の人生の足を引っ張るとしか思えない相手。 自分の恥…

宇宙から隕石と共に飛来したシャークエイリアン！ 夜空が赤く染まった日、空飛ぶ人食いザメの人間狩りが始まる。 これは運命に抗う人間たちの群像劇である。 …………そんなものが書けれ…

神的存在が言うにはフツー転生できると言われたら自分の記憶と共に行けるのだが俺は違うらしい。 転生後の俺は記憶が消され遺言のみ託せる、そんなものを託して何かが変わるのだろうか。 し…

　2XXX年、日本の領空に突如黒い亀裂が走り、その隙間から大量のモンスターが降ってきた。 その後、人々はモンスターの大群に蹂躙される…………………かと思いきや落下の衝撃で、モンス…