「終わる 世界」を含む小説

とある王城の大きな一室 そこには10ｍほどの大きな魔法陣と少女に甲冑を被った騎士が数人。 ひとりの少女の詠唱が終わると同時部屋の中は眩い光に包まれる。 そこに現れるのは希望の…

白銀の髪に青みがかった銀色の瞳 少女は、ひとりぼっちでそこにいた。 くたびれた旅装に好奇心いっぱいの瞳 青年は、旅の物書きだった。 これは二人の出会いから始まって,そして続いてい…

　この世界には、人類ともう１つのものが住んでいる。 　 『タイムイーター』それは、時間を喰らう者。 　人の時間を喰らい、自分の時間に変換する。その影響で、時間を奪われた人は、あ…

俺はIT企業の社長。そして、部下の柴田。柴田はじゃんけんに負けた俺を無理矢理、苦手なゲームをやらせた。そして、キャラクター設定で俺のアバターをスライムにしやがった。 そして、オー…

いつか世界が終わるなら、 こんなにも星の瞬く夜に。 地上の星がいっときに消えたあの日。 確かに僕は、そう思った。

各国の代表者達が集まったその日。 『転送機』で事故が起きた。 激しい光と轟音が鳴り響き、建物は崩れ落ちる。 瓦礫に埋もれたその中心部に彼はいた。 血まみれではあるがどうにか生きて…

――ある日、世界が一変する。 いつまでも続くはずだった平穏で、掛け替えのない平凡な日々。 突然与えられた『能力』の代償として、消えゆく平凡な日々。 どういう理由で自分たちに『…

喜びも無く、怒りも無く、哀しみも無く、楽しみも無く、救いも無い。 世界が終わるとき、何を思うだろうか。

世界はもうすぐ終わるらしい。だから私は旅に出た。

とある国に、残酷で無慈悲な王様がいました。王様は国中の絵描きを集めては自分の肖像画を描かせ、描き終わると殺してしまうのです。 ある日お城にやってきた絵描きは、まだ若い女でした。王…

いつもと違う今年の夏は、災害の夏だった。 ヘイセイ最期の夏は外の世界にも、私にも災害をもたらしたのだった。

世界のおわるとき

世界が終わる５分前。 目の前に現れた“時の女神”は、「なんでも願い事を叶える」と言った。 （ただし、世界の消滅を回避するという願い以外。） さて、あなたなら、どんな願いを叶えて…

「LisPon×カクヨム “最後の5分間” 小説×朗読コラボレーション・コンテスト」応募作品。 もし朗読部門の原稿として使って下さる方がいらっしゃれば、ご一報いただけると嬉しいで…

次々と人間が灰化して滅びつつある世界で精いっぱい生きる誰かの生存記録

「もし、世界が終わるとしたら、最後に食べたいものはなんですか？」 この質問には特に深い意味はない。 つまりは「一番好きな食べ物はなんですか？」という質問でしかないのだ。 しか…

これは、終わりの物語。 全てものに始まりがあり、いずれ終わりが訪れる―― あらゆる想像物を具現化する先進技術・練想術。 祖国で騎士を務めるシグは、そんな練想術士の裏切り者だ。 …

晴之編ーーー 主人公十六夜晴之(いざよい はるゆき)は高校２年生で以前からやっている「アイリス戦記」が終わることを至極残念がっていた。またあの鬱々とした日々が続くのか...そんな…

　世界は"塔"によって救われた。 　塔から供給されるエネルギーは世界を満たし、空も、海も、大地も彩りを取り戻した。 　人々に豊かさがもたらされた、幸福な世界。 　…

蝉の声が聞こえる夏のある日。 学校の屋上で。 声を張り上げ、叫びながら──