「私にとっては」を含む小説

｢ねぇセシル。私、好きな人が出来たの。｣ ｢……え？｣ 幼い頃から何かにつけてセシリアを馬鹿にしていたモニカ。そんな彼女が一目惚れをしたようだ。 うっとりと相手について語るモニカ…

大学二年生の浜瀬瑠璃は、幼馴染であり、同じ大学に通う四年生の帆坂尚人に恋をしている。積極的にアタックをしていた瑠璃であったが、その行動が「ヤンデレ彼女」だということを知ってしまい…

剣道の全国大会で何度か優勝経験のある私は「怒ると木刀で相手を打ちのめすとても怖い校長先生」と生徒たちに噂されている。 実際の私は、稽古や試合以外の場所では、竹刀すら人に向けたこと…

連載版です。 短編の内容と、短編では語られなかったその後を含むストーリーです。 月花の君に求婚するため突きつけられた婚約破棄。 野暮ったいから無理と言われても、野暮ったい格好を…

最近、はじめて気になる人ができた私、青海《おうみ》蒼葉《あおは》。 でも、その人が好きだと気づいた瞬間に、失恋してしまって……。 失恋から始まる恋。 切なさと、ちょっぴり甘い…

森川奏(もりかわかなで)30歳。 駅職員として働く彼女には不思議な能力があった。 幼い頃より第六感が鋭く、ほんの少しだけ未来を覗くことが出来る。 お陰でホームでの人身事故は減り、…

宝石商が若い女性に見せたのは、世にも珍しい「指水晶」でした。 １９９０年、短大の文芸誌に発表した作品の再録で、２０２０年に私がカクヨムで初公開した作品となる。

小説、漫画、アニメや映画。 日々、それらを楽しんでいますが、時々、「変だな、これ」と思う点にぶつかります。 大抵は気にせず物語に没頭すれば良いレベルのものなんですが、気になりだす…

百合短編。 詩織とゆーちゃんの少しじれったい（？）お話。 1000字ちょっとでかなり短いです。

３年前、鈴原莉子（仮称）は、とある海岸で倒れているところを発見される。その後、莉子は以前の記憶を失ってしまい、さらに行方不明届けも出されていなかったことから、孤児になり、新たな家…

時には自分について語るのも悪くはありませんね。 自己アピールも、生きていくには不可欠なスキルでしょうから。 タイトルにある通り、自主企画に私が答えていくお話（？）です。

モブな私に話しかけてきた彼は何を考えているのでしょうか？

サンタさんにお願いしたいことがあるの、などと言う馬鹿みたいなことを言う、中学からの付き合いの先輩。私はこの人のことが好きだ。ずっと前、１０年前の高校一年生の時から好きだ。好きすぎ…

　私はこれまで５０年以上生きてきたが、ずっと清廉潔白な人生だった訳ではない。今回は今まで自分のエッセイ等では語れなかった過去の過ちについて懺悔したいと思う。 『カクヨムコン８』…

天才だと名の高いノルティーア・カイオス。 彼女は8歳という幼い頃に魔王候補に選ばれた。 世間一般的に才能のあるとされる彼女。 そして、学園で底辺とされる黒組。 彼女と彼らが交わる…

世の中のことにプンスカ怒る愛子ちゃんと、その話を聞くAIの話。 800字です。 なお劇中に出てる話は、作者の実話です。しかも一回コッキリではありません() 自分が忘れている…

　それはいつも通りの休日だった。私はたくさんの買い物をしたから彼に荷物を持ってもらおうと思って呼んだだけだったのに、ただ会いたかっただけだったのに…。 　その日彼は私の前に現れ…

　俺、中田春樹（なかだはるき）は平凡な高校一年生。 　小六の頃から付き合っている幼馴染がいるのは珍しいかもしれない。 　北里夏音。明るくて、茶目っ気もあって、可愛くて、俺にとって…

祖母の家に泊りに行った私は、神社のお祭りに向かう。 そこで待ち受けていたのは、いつものお祭りとはまったく違ったものでした……

※近況ノートに挿絵（作中に登場する小物）あります。下にリンク貼っておきます。 （少々）脳内ツッコミ（脳内でとどまらない場合多数）の激しい大学2年の私、蓬田葉月は、片思い中の先輩か…