「虫」を含む小説

童話です。 小学校から帰ってきたりん子は、じいちゃんに連れられ山奥へ。 熊や虫に怯えるりん子ですが、そこで一風変わった生き物に出会います。 秋の森でのちょっとした一幕をお楽…

　 私、水谷　華菜（みずたに　かな）は昔、虐められていた。 　多分些細な理由で始まった虐めだったんだけど何故標的になったのかはもう覚えていない。 　今は高校生になり地元から…

飛べなきゃあの娘と夫婦になれない。飛べなきゃ春に子どもを産めない。 諦めるわけにはいかない。冬になる前に飛べなければ、凍えて死ぬことになるのだから。生まれて来た意味を失ってしまう…

主人公である私は中学受験に失敗して以来、無駄のない生活を心がけるようになり、やがて無駄の一切を排除した新しい人類の誕生を期待するようになったが、彼の通う大学の准教授はそうなる可能…

隣町で発生した殺人。うわさでは血がなくなっていたという。 彼女は急遽設置された監視カメラに怪しい虫を見る。 何かに突き動かされるように現場に行くが……。 ＊「小説家になろう」に…

ある時は、人だった。 ある時は、犬だった。 ある時は、猫だった。 ある時は、鳥だった。 ある時は、虫だった。 ある時は、魚だった。 何千何万と輪廻を繰り返す自分の生涯―― この…

朱肉を持ったか！　判子はあるか！！ ばかもの！！　シャチハタで書類を押すつもりか新兵！！ お前のような腰抜けは訂正印を控えておけーー！！ ↓前回の投稿↓ 『推敲警察がお前を…

怖いです。けっこうグロいです。虫嫌いの方はご注意を。 学校用に書いたやつを改稿しました。

ツクツクボウシの声が聞こえると、まだ夏の余韻が続いているようでホッとする。セミがいなくなったときが夏の終わり。私にとってはそんな感じがする。 ところで近年の最高気温はすごい。４０…

アリサは１３年年前に誘拐された。図書館と称すべき部屋で１３年の監禁生活を送ることとなった。 ようやく解放されると世の中は本が禁止されていた。 そんなことをアリサは本をきっかけにト…

私、【混沌加速装置】の部屋に舞い込んだ小虫の観察日記。水中では息が出来ずに死んでしまうはずの甲虫。何度救い上げても水へ戻りたがる虫を『ダザイ』と名付けて気ままに執筆する息抜き代わ…

夫の転勤で東京で暮らし始めた早希は、故郷にはいなかった奇妙な『虫』をあちこちで目にするようになった。大きさ十数ミリしかないその『虫』は、人間の形をしていた。 ※注意・私の作品に…

僕は毎日、宿題を忘れてしまう。学校の先生はそんな僕に困惑している。僕は先生を気の毒に思う。僕は先生のために宿題をやってあげたいと思う。今日こそやろうと決意する。でも、カエルとイモ…

石を売る青年ミズヲは、西の商業都市で仕事に就くと、まもなく花婿候補にされていた。

以前撮った虫たちの写真を見ていて思います。多分みんなもうこの世にはいないんだなと。でも写真の中では生き生きとしていて、まるで時が止まっているようです。 アルファポリスでは虫画像…

カブトムシにクワガタ。虫取り網を持った少年の夏は終わらない。

男は背中に女教師をつけていた…。

卒業式を間近に控えた高校三年生女子の碧が、人間も虫も動物も居なくなった世界で命を絶つまでの、七日間の話

高校2年の僕。 ある朝目を覚ますとそこには黒い蝶がいた。 その蝶は一日中僕につきまとい、 僕に幸と不幸をふりかける。 黒い蝶、それは「死」「転機」「復活」 さらに夢に出てくれば｢…

「そろそろだねえ」 こいつがそう言ったから、そろそろなんだなって思った。そろそろか。あたしは正直、あんまりやる気がない。 一緒にいる女と男。なぜ彼らは共にあるのか？答えが分か…