「#切ない ＃短編」を含む小説

【原則1話完結の短編集です（1話目安：およそ5000字程度）】 遠かりし青き日。 それは誰しもが通ってきた、子供から大人へと渡る道。 隠しておきたい過ちも、懐かしくかけが…

　山岳写真家を目指す女子大生、深山志穂子は、周囲から山にしか興味がない変人と思われて孤独な生活を送っていた。 　そんな中、初めて登った雪山、霜ヶ峰の精霊リュウとの出会いによって、…

ある男の子は母の三回忌法要のため祖父母の家に来ていました。 祖父母の家はずいぶん田舎にあり、物珍しさにあちこち探検して回っていましたが、代り映えしない風景にすぐに飽きてしまいまし…

地球が、あと5分で消滅してしまうらしい。 「あのね、坂本。私、坂本に言っておきたいことがあって」 「……何だよ、このタイミングでそんなこと言われると怖いんだけど」 こ…

母親は子供を無条件に愛するものではないらしい。 気まぐれに可愛がったり嫌ったり、母は幼いオレには理解不能のバケモノだった。 そんなオレが独り立ちしていくかも知れない物語。 ＊＊…

人は怨みながら死ぬと鬼になるらしい。 神の子である私には無縁な話だ。 恋という感情さえ知らない独りぼっちの私は青年と出逢い、言葉をかわしそしてきっと私は……

　高2の現代国語の授業中、お茶の水教諭がいきなり私（藤田美咲）に、 「藤田ー、1番好きな人とは結婚できないからなぁー、覚えておけー」と 　 　意味が分からない！ 　なんで私に、…

　※多少の過激表現あり 　"彼は私なんかより、SSRのキャラクターに会いたいみたい" (『口先だけの恋人』) 　"彼はいつも、私じゃなくて画面を見てる"(『片手間の恋人』) 　"…

【短編】 旅の僧侶は、池のほとりである若者に出会う。青年は二百年に一度咲く、不思議な花の開花を待っているという。 その時、僧侶は知らなかった。若者とまぼろしの花にまつわる、悲し…

　僕は、走り続ける。 　僕が走る理由は、僕だけがわかっていればいい。理解して欲しいとは思っていない。 　僕は、彼女にたどり着きたいだけだ。 　それが僕が走り続ける理由だ。

なにがあってもバスを使いたがらない春子。そんな春子を見る息子の修平。 少し変わった二人の日常と、切ない過去を描いた作品です。

【短編】 点穴（てんけつ）の達人で、暗殺を仕事とする主人公。彼はある呪術師の呪いにより、殺すたびに苦痛を受けるという贖罪を背負っていた。 ある日、華僑の秘密結社のボスから仕事の依…

　長く硬い髪に苦しむ、高卒フリーターの私。 　ある時、三か月ぶりに髪を切ろうと、商店街をさまよっていると、怪しげな床屋を見つけて…。

同じ高校出身で、卒業後もたまたま同じ大学の同じ学部で同じサークルに所属している先輩。 たまに一緒に出掛けたり、映画を観に行ったり。 そんな感じだから、バレンタインには毎年「義理チ…

生きるも死ぬも、自身で選択することはできない――。 大好きなおじいちゃんの死。 残された羽奏（わかな）の小さなお話。

　よく「お前は諦めが早い」とか「努力は必ず報われる」とか「すぐ逃げようとする」とか「やってできないことはない」とか「環境が人を変える」とか「神様は必ず見ている」などなど、失敗者に…

私、真白（ましろ）が仕事から帰ると、自宅は氷雪の国・ミュラッカに繋がっていた。 その国の王であるポラン・ネルヴェに他国からの刺客と勘違いされた私は、真冬の様に寒い独房に閉じ込め…

主に現代ドラマ、恋愛、ファンタジーを集めた短編集です。 気に入っていただける話が一つでもあれば幸いです。 不定期更新です。

2年１組。 同じ教室で過ごす25人の高校生たち。 それぞれの日常を１話完結で描く短編恋愛小説集。