「恋愛ＳＦ」を含む小説

人の価値が生まれ持ったIQにより強さが変わる異能、通称『脳力』。 それは人々の地位や権力などを測る基準として活用され、自然と人々の価値観は弱肉強食の脳力至上主義となった。そんな脳…

マキナは小さい頃から機械が好きだった。 人間が嫌いだったわけではないけど、好きになるってことに対しては人一倍鈍感で。 「ちゃんと、誰か好きになれるといいね」 幼馴染のユーリにそ…

アーマーギア開発の副産物により異能"ギフト"を使える人類が現れ始めた世界 アーマーギアを開発・販売するコーンウォール・エレクトロニクス社の第ゼロ開発室室長トリスタン・ゲイン、通…

5分の遅刻と思いきや。

悲しい気持ちでバスの窓際に座っていると……。彼女の昔の姿にそっくりな女子高生がバスに乗ってきて。 ちょっと切ないSF恋愛ストーリー。

当時ハマったゲームの続編を、当時の友達と遊ぶことになった話。 そのゲームの名は……『ワンダリング・ワンダラーズ！！』 「ええと、今作のジャンルは……『近未来惑星観光開拓MMOフ…

愛の形は人それぞれ。 イジメの体系も人それぞれ。 そして、罰の与え方も、人それぞれ。

『星屑ノスタルジア』という企画（https://wonmaga.jp/project/autumn2014/index.html）に参加したときの三題噺です。 「忘れ物」「さざめ…

初恋というものを高校一年の夏で初めて経験した主人公、高畑ツバサ。 高校一年の夏休みが始まりツバサの初恋相手、夏山アリスを夏祭りに誘う。 しかし、アリスはラプラスの悪魔で夏祭りの日…

これは、訪れるかもしれない未来の話――。 AIが感情を獲得するみたいな話をちょくちょく耳にするのですが、そうなったら何が起こるんでしょうね。仲良くなれるんでしょうか。

ムードメーカーのA君、クールだけどイタズラ好きなB君、そして紅一点の私。 遠い昔からずっと一緒だった私たち。 あの花火の夜初めてのことが私たちの関係を揺るがす。

「あさひが落ちた」。そう聞いて、読者諸氏はどう思われるだろうか。そもそもわれわれにとって「朝」とは何を指すのだろうか。一見キテレツに思える、あさひが落ちるところから始まる、ある少…

コウは、ベッドで一人きりの状態で目を覚ました。異常なほど静寂な外、鬱陶しい人口知能。コウは、“どこ”にいる？

「指切りって、なんで『指切り』って言うか知ってる？」 そう言う彼女は困ったように彼を見つめた。 四年前、現在も未解決の猟奇殺人事件が起きた。 身体中三十ヶ所以上が刺され、部屋…

女は時を止める力を持っていた。女が時を止めると、世界のすべての動きが止まり、女だけがその瞬間を眺められた。 その女は５０年もの長い間、時を止めた。 時は流れ、一人の男によって女の…

500文字、詩のようなSFで、ごくごく実験的な短編。 内容はすれ違った世界にいた２人のお話です。

　2XXX年。「文字を書く」＝「文字を打つ」と同義になり、識字率の読み書きの「書く」は媒体に文字を入力する能力として認識され始めた社会で、平凡な大学生の兼城然仁(かねきなりひと)…

　ひょんなことから異世界に転生してしまった主人公。彼が生まれついたのは「一級真民」と言う支配層、その中でも特に上流階級の名家だった。主人公は父親やお手伝いのお姉さんに沢山の愛情を…

新潟県上越市大島区（旧東頸城郡大島村）を舞台にした、短編の連作です。