「短編かも」を含む小説

KAC2024、第1回目のお題の短編です。 超高速な処理能力を持ちながら、人間に振り回される。 そんなエスリリスの憂鬱(というかイライラ)を、お楽しみください。

「あたし、光になりたいの」 そう言う少女を、私はアナログカメラで切り取っていく。それだけで良かった。 第七回こむら川小説大賞に寄せて。

▶5,000字以内の超短編または、短歌や俳句、詩を募集！ ・『中秋の名月』と『満月』がテーマ(文中に出さなくても、それが作中に主に取り入れられていればOK) ・5,000字以内 …

天気予報は気温が上がると告げている。僕はお母さんに内緒で防護服を着込むと、雪を見に出掛けた。

　バイトとしてレンタル彼氏をしているただの高校2年生、木芽翔はある日のレンタルで同い年の美少女、梅津彩に出会う。公私混同ギリギリのラインで関係を発展させていく（かもしれない）2人…

一年間、貯めに貯めたリワードを開放する！ その額「３０００」なり！ たかが「３０００」、されど「３０００」！ そして、初の稼ぎで馬刺しを買って食う。 ほんのただそれだけの…

　ある日の仕事帰り。明日真は駅構内に響く懐かしい声に、声の主を探す。その声の主は、小学生の頃の一年間だけ同じクラスだったユムラだった。 　ユムラは明日真に気が付くと、せっかく久々…

「もう、死ぬのは、嫌ですわぁ～ッ！！」 　中世ヨーロッパ風の寝室で天を仰いで叫ぶ私は、ヘラ・フォン・アイゼンベルク15歳＋23歳＋321歳。 　ビザンティヌス帝国の最辺境にして最…

短編『母になる、その途中で』から広がる、愛と家族の新たな物語。 大学生のあゆみとシングルファーザーのすばる。 短編で語られた家族と絆のテーマを受け継ぎ、二人の視点でさらに深まるス…

「シャルロット、お前はソフィーをこれまで虐め抜いて来ただろう、私はその様な品性の無い女とは結婚する気はない！　婚約破棄する！」 公爵家令嬢のシャルロットは学院の卒業パーティーで…

　〜無能勇者が妹の飯におどらされて、無双する物語〜

　――このブラシで、隙間なく塗っていくの。 　誰にも言わずに大学を辞め、自堕落な生活をしていた青年は、いよいよ生活資金が枯渇していた。 　そんな時、SNSで見かけたのは「#闇バ…

人気のない、絶海の孤島で、気の遠くなるほどの長い年月を暮らしている「私」。 「必ず私たちも後から行く」という言葉だけを頼りに、いつまでも待ち続けている……。 そんなある日、「私…

　高校生時代、たまたま立ち寄った教室で、幼馴染とその女友達が自分の陰口を叩いているところを見てしまった文緒。 　ショックを受けつつも、自己評価の低かった文緒は特に疑問を持つ事もな…

大学の頃の恋愛を引きずっている主人公、堂本行人。 ──冬。恋仲だった彼が、戦争を終えて主人公の住む街へ戻ってくることを知る。 行人は喜ぶが、彼には新しい恋人がいるようで……。…

『ティラノサウルス』 約7000万年から6600万年前の白亜紀に存在していたという恐竜のことだ。 主な生息地は北アメリカ大陸。日本にも化石が見つかったという報告がある。 その生態…

孤児院で暮らす私は、ある日「機関」からやってきた女から黒真珠を渡される。 「かくれんぼをしましょう。この宝石を日没までにどこかへかくして。次の朝までに私たちが見つけられなかったら…

呪縛霊子は幸福屋である 幸福屋とは、幸せを前借りできるが…借りた幸せの倍の不幸が貴方に訪れる、精神の破壊もしくは自分の命をかけて幸せを返済しなければならない

全ては一人の男子生徒からの拙い日記からだった。 姉が悪役令嬢として、修道院送りとなり、必死に冤罪を訴えようとするが、そこには国家ぐるみの隠蔽工作があった。 闇に踏み込み姉を救うに…

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