「日常 不思議」を含む小説

【物語のあらすじ】 どこから来たのかわからない三人の少年小人達はとても腹を空かせていた。ある朝小人の一人のプリムが宿にしていた“巣箱”から身を乗り出すと、そこからほど遠く無い場所…

なんの変哲もない。ただ、階段を歩くだけ。

見習い和菓子職人・杏崎かの子、22歳。 彼女には不思議な力があった。幼い頃から、妖や幽霊の影が見え、人の嘘が「猫語」に聞こえるのだ。 その能力のせいで親しい友人もできず、苦労しな…

梅雨も明けて蝉が鳴くようになった頃、俺のつまらなくとも大切な日常が音を立てて崩れ去っていった。 一学期が終わる前日、俺は友人の健一からある質問をされた。 「なぁ、七不思議って知…

#文披31題 に参加の140文字の読み切り掌編小説を、のんびり収録します。 エッセイのつもりで書いてみようとして、ファンタジーやいろいろな姿になりました。 7/1-31までの31…

普通の大学生活を送っていた上条謙太と深谷咲。接点の無い二人が、ある夜不思議な出来事を共有する。 ※他のサイトで書いていた作品を、少々手直ししたものです。

令和の時代、妖怪アカナメはサウナ施設で労働に勤しんでいた。 されどそれは世をはばかる表の顔。 裏に秘めたその正体は、妖怪との「揉め事相談」を引き受ける便利屋稼業であった。 今日…

育ての親の遺品であるブローチから現れたのは、獣の耳と尻尾を持つ全裸の美青年だった。孤独な少女は不思議な美青年とであう。そして自分の不思議な力とも向かい合うことになりー。 無自覚…

高校二年生となった主人公・高宮雫は学校から帰ってきたときに見覚えのない箱が机の上に置かれているのを見つける。 その箱を開けると、現れたのは小さな妖精だった...⁉ 高校生の青春と…

※休載中です 一つの街を中心として起こる日常。 金木結結冴は同級生の上坂笑に思いを寄せる。 一度も会話したこと無くそのまま卒業するのかと思っていた金木だがある日を境に彼らの間に…

どこか浮世離れした語り部が口にする、ほんのり不思議なお話をまとめた短編集です。 旧家の習わしや、ふとした日常の隙間へ潜むあやかしの数々。 それら微かな妙を辿りながら、さらさら…

起床時、寝ている武藤優木（むとうゆうき）の横に接点がないはずの同級生、示森麻尋（しめもりまひろ）の姿が！？ 今まで関わりを持ったことがないのに、示森は突如として武藤に関わろうと…

　校内新聞へ掲載する予定だった部活動の集合写真が紛失した。どうやら写真を紛失してしまったようだ。 　再撮影に応じたものの、遠野さんは一度目の写真を使ってもらいたいと言う。そこには…

おばあちゃんの家を相続することになった美月。幼い頃、その家の庭で誰かと遊んでいた記憶が蘇る。庭にあった祠にお供えをすると、次々と不思議なことが起こる。なぜ神様は子供の姿をしている…

雨の日は大学に来ないという人、いますよね(いや、いないかもしれない)。これは雨の日だけ大学を休む、ちょっと不思議な男の子とそれが気になる女の子の話。

お婆さんは、助言してくれる。 山姥(やまんば)と読みます。今日初めて知りました。

ある日、人とも動物ともつかない謎の死体が、俺たちの住んでいる町の海岸沿いで発見された。 そのニュースはいつもの日常に、ほんのちょっぴりの非日常を与えてくれる。でも、それだけだ。何…

　友達付き合いに悩む高校生、仕事が上手くいかない新入社員、定年退職した元会社員…レトロで温かみのある喫茶店『カフェ・ボヌール』にフラッと迷い込んだ人たち。 　従業員の柏木幸次、…

　爽籟病——それは、一年のうち、秋しか世界を見ることができない奇病。 　世界で初めてその病を発症した少女・爽子は、今年も目覚めた。 　これは、「僕」と爽子さんの不思議な２か月間…

ある日主人公、野中柚萌（のなかゆめ）は自分の夢の中へ入り込んでしまう。そこはとても不思議な世界で、まるで魚みたいな人たちが共同生活している家のような場所。そこでは日々様々な心霊現…