「震災」を含む小説

　2011年5月。三陸沿岸Z市。東京から写真収集のボランティアで訪問した僕こと山本。幸いにも津波被害を逃れた滝川家は、大広間を宿泊先としてボランティアに貸し出していた。 「み…

【KAC20235】筋肉 ※震災描写あり （2023初稿）

あの日あのとき、様々な人が、色々な想いをした。 これは、そんな人たちの記録。 忘れないために、ただただ、記憶を記録する…

東日本大震災のとき、私の本棚は崩壊した。棚はバラバラの板になり、本は飛び散りぐちゃぐちゃになった。 震災にかかわる体験記ですので、ご理解の上お読みください。

幼い頃はいつも一緒に居たイトコの拓海。高校を卒業して再会した拓海に私は惹かれていく。 けれどイトコなので、そのことは絶対に言えない。 拓海の言動や行動に心を揺さぶられながらも、自…

未曾有の大震災から、今年で１２年。 あの日の津波。悪い夢を見ているのかと思うほど故郷の景色は一変した。 １２年で街の復興は進み、道路も建築物も一見とても綺麗だ。 あれからの…

東日本大震災—―大災害は人々に大きな傷を残した。上沢明雄の心にも…。 幼少期に福島で被災した上沢は、様々な葛藤の末に放射能の無害化に成功する。 放射能が無害化されたとき、人類はい…

中学生の鈴木さほりは、自宅のピアノと喋ることができる。名前はベルキー。何でもできる優秀な姉に比べたら、それはちっとも特別なことじゃなく、退屈な日常の一部であるはずだった。【9話完…

震災から１５年目の２０２６年、世界は再び新型ウィルスによるパンデミックに見舞われていた。小６で被災した大須賀沙希（おおすかさき）は、失った母の後を継ぎ、新米看護師として聖マリア病…

【あらすじ】 　大手建設会社の本社勤務の久下本は、茨城県大子町の工務店に飛ばされた。そこで田舎っ娘、あずさと出会う。久下本は「本社さん」と呼ばれ、あずさと組んで慣れない営業の仕…

今週のお題「時を紡ぐ」の作品です。 ＊注意　震災後の表現があります。ご気分を害される方は閲覧をお控え下さいます様お願いします。 1/17 阪神淡路大震災発生時を参考に描いていま…

（あらすじ）5年前の大震災により関東平野の5割が海へ沈んだ。 早くに母を亡くし、また震災により父親を亡くした少年、戸塚昌（トツカアキラ）。彼は母の命日に唯一の肉親である盲人の戸塚…

簡単なあらすじ 苦労人な戦闘狂のレオンと、天才的な頭脳を持つ天災セオドア、元親友同士による『謎解き×ブロマンス×現代ファンタジー』ここに開幕！　 長めのあらすじ 7年前の大震災…

津波に街が呑まれた少年は、尾崎豊の曲に衝撃を受ける。そして、少年はまさかの再会を迎える。

║「縦書き表示」推奨！ 被災地域で生活して改めて気づくのは、医療サービスが十分でなかった地域が、震災により更に不自由さを増した現状である。特に高齢者の場合、公共交通機関が被災し…

一年に一度の誕生日を今日も迎える。 憂鬱のようで、楽しみのようで、ちょっぴり悲しく感じる。未来なんて見えなくて、過去なんて分からないそんな少女のお話。 ※文章がカクヨム甲子園に応…

ーかつて全てを壊すほどの大震災があった。 大陸が変動するほどの大震災は多くの生命を散らし、自然をも壊していった。 人間という種は絶望の淵にあった。 しかし人々はその中でも新たなる…

　“バブル崩壊”。戦後――高度経済成長を遂げた日本だが、昭和の終焉と共に栄華は急激に崩壊してしまう。そして新しい時代は平成の世と言われたが、どこか暗いニュースばかり。時代は未だに…

全てを失った名探偵の前に、高校生が現れる。 ゴシックなミステリ、ハートフルなカタルシス、絶望から希望へ。ドラマ式展開。映画並の迫力。ほのぼの疑似親子。まさかのどんでん返し。華麗な…