あの大震災で、本棚が崩壊した作者。読んだ本を本棚に残して積み上げるのは、確かに満足感があります。でも、本当は頭の中に、記憶の中に、心の中に刻み込まれた本こそが作者さんを作ってる。読む人、書く人には一度目を通して欲しい、そんな貴重な作品です!
このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(513文字)
作者様の経験ということでとてもリアルです。本との関係も単純なものではなくとても深く考えさせられる短編でした。やはりノンフィクションには圧倒的な威力があります。