「終わりじゃん」を含む小説

ーー夏休み最終日、先輩は僕の前からいなくなった。 伝えたい事は山程浮かんでくるのに、言葉にしようとすると上手に話せない透真は、廃部寸前の文芸部で一人、変わらない日々を過ご…

【バレ我慢百合】 フレンチレストランでアルバイトをしている青山えみりと諸星しのぶは、三ヶ月前から付き合っている。 だけどそれはもちろん、誰にも秘密の関係。 　 ある日のバイト…

魔王を倒した異世界カマンドラ王国は、もはや冒険者を必要としていない？かつて華やかだったエルフの大魔道士フレイヤは、今や浮浪者？ 魔法と冒険しかない？魔法の研究は禁じられ…

　世界のどこかにいる生き物を呼び出し、使役する召喚術。 　勇者パーティーのメンバーである召喚士アスターは、独学でそれを習得した。 　しかし、所詮は独学。 　呼び出した生き物に…

何の曰くもない和風家屋を改造したスタジオハウスで行われた巫女ものAV撮影、のはずだった。 関係者が次々と不審死し、監督の首には蛇のような痣が浮かび、女優は和室を這いずる女の悪夢に…

高校二年生の夏休み、熊谷秀明はバイトに明け暮れる予定だった。バイトの帰り道、堤防で川を眺めているとサッカー部の美少女・市村亜衣が通りがかかる。２人は会話をするようになり、市村は自…

勇者として招喚されたおっさんが、折角強くなれたんだから思うまま自由に生きる第二の人生譚（第一部） 想定とは違う形だが、野望を実現しつつある元勇者イタミ・ヒデオ。 結構強くなった…

短編とも呼べるかどうか…？とても短いストーリーの為、読後感をすぐ味わうことができます。良ければ感想やアドバイス等お願い致します。

『アナタを事務員ではなく、探偵として正式に雇用する予定です』 鹿山令一、21歳。大学四年生。 就活も終わり、幾つもの大手企業から内定を勝ち取った鹿山だが、 ある日バ先の探偵事務…

14歳のある日、好きだった少女が目の前で命を絶った。後悔ばかりが募っていく日々で、ふとした出来事で僕の命は終わりを迎えた。 もしチャンスがあるならまた君と

恐ろしい魔物、そんな魔物が大量に生息しているダンジョン、人智を超えた人間などがいる世界で17年も生きてきたビビりでヘタレなマルク。そんな彼はいつものように引きこもって生活していた…

1945年8月某日━━。米軍爆撃機により、1発の次元爆弾が日本に投下された。それは日本軍が秘密裏に行っていた次元爆弾実験施設へと直撃し、次元深度10と言う、その後類を見ない次元深…

死刑制度と並行し、新たに「拷問刑」という刑罰が導入された社会。 人を殺しながらも死を望んでいないと偽り、死刑を目指した田崎は、自らの行動が裏目に出て拷問刑に処される。冷酷な刑務官…

その世界は、とても大きな世界だ。 多種多様の種族に溢れ、交易し、争い、友好を深めては時には裏切り滅ぼしあう。平和の中に策謀と争いが交じり合い、生活に魔法を取り入れ、騎士道精神溢…

ブラック企業に勤め、冷え切った家庭で耐えるだけの人生を送っていた西森宏樹(39)は、ある日信号無視のトラックに女子高生がひかれそうになっているところを助け、代わりにひかれてしまう…

『私』が通う大学の裏には、『入ってはいけない』と言われる禁足地の森がある。 　それ自体は『蛇やスズメバチが出て危ないから』という、なんてことない理由なのだが。 　人が来ない…

俺こと“有塚しろ”が転移した先は巨大モンスターのうろつく異世界だった。それだけならエサになって終わりだったが、なぜか身に付けていた魔法“ワンオペ”によりポンコツ鎧兵を何体も召喚し…

　誰かに恋することなど、誰かに愛されることなど、きっとないだろうと思っていた。 　請い願い、戦い、手に入れること……それを知ったのは異世界。 　君と共に生き、歓びを分かち合える…

俺と美桜と紗由姫。俺たち3人は幼馴染で、幼稚園の頃からいつも一緒に遊んでいた仲だった。しかし、小2の終わりに紗由姫が吐いたその言葉は、仲良しだった俺らの絆を引き裂いた。 そのま…

大学4年生の佐藤蓮（れん）は、ある日敬愛する社会人3年目の姉の莉緒（りお）から、外食先の食事終わりに、職場のお客さんに執拗にアプローチをかけられ困っていると相談を受ける。その男は…