「第３０回電撃小説大賞」を含む小説

とある事情で実家を出ていた主人公、北鳥海斗。だがしかし高校一年生になるタイミングで実家に帰省するが…ボンボンである海斗は久しぶりに会う父と母の親バカっぷりに大呆れ、自分につく事に…

　2967年。人類は地球の覇者ではなくなった。人間が生み出した、AIという新たな生命によって淘汰されたのだ。しかし、そうは言っても都市は腐敗し、歴史ある技術が消えてしまった訳では…

　世界はどうも終わってしまったらしい。 　昔生きていた人達が好き放題やってくれたせいで、地球という星は滅茶苦茶になってしまった。異常気象、自然災害、生態系の乱れ、類を見ない病気の…

春から高校に通うことになった町田蒼夜と大森鈴蘭。同じ家に住む二人の性格は明るい鈴蘭と、物静かな蒼夜と正反対。そんな二人が学校に通うことになったのは、ある実験の為だった。 入学し…

「この本を博士に届けてほしい――」 『竜人』の青年ユークリウットは養父の遺言を果たすため世界を旅していた。 ユークリウットは訪れた竜人の村で奴隷化されていた『人間』を救い、体を…

唐突に世界中にダンジョンが現れ、世間を騒がせてから早3年。 冒険者が職業選択の1つとして認知され始めた頃。 ダンジョンは今日も命知らずたちによって賑わっていた。 そんな世界で池袋…

（電撃小説大賞応募作のため、結末までのネタバレを含むあらすじを記載しています。ネタバレを見たくない方はご注意ください。） 　十年前、城中の人々を焼き尽くす惨劇があった。 　竜騎…

トリペッラの自警団メンバーである異能研究者ミラウ・フランは子供と異能者を擁した窃盗団を捕まえるように命令を受ける。自分向きでないと戸惑う彼だったが、自身を「母」として慕うユディと…

　私と高幡さんは、同じ学校に通う高校二年生のクラスメイトだ。 　でもただのクラスメイトじゃなくて、実は付き合ったりしている。 　付き合い始めたのは、今からちょうど一年前の冬のこ…

母の再婚により名門お嬢様高校・桃鎮似学園に不本意に放り込まれた篠宮ナル１５歳。桃鎮似学園には美貌の女教師ビアンカ・サンドレッリがおり、ファンクラブができるほど絶大な人気を得ていた…

なぜ俺は集団の中で一人浮いてしまうのか。 なぜ彼は注目を集めて人気者になれるのか。 浮くことに好かれた者と、浮きたくても浮けなかった者の、少し不思議なハートフル青春コメディ。

※電撃小説大賞応募用のため結末まで 生きることに執着のないユメノは、ある日突然見知らぬ美少女・カナエに洞窟へ閉じ込められてしまう。一ヶ月が経ち解放されたものの、カナエ自身が死神だ…

　山の奥に住む丁怪という男がいた。その男がある日『万状古格闘乱』という古来より続く、多種多様な種族による大規模な力を競う大会があることを耳にする。 　その中で彼が注目をしたのはそ…

　共和国陸軍の大尉であるイアンは、マイナー部署である独立図書館連隊の中隊長。市民からの寄付運動や基地の図書室の整備などを務めていた彼らは、ある日、新任の連隊長ランダ中佐から、新た…

陰陽師として働いている「來(らい)」は、妖怪である『鴉天狗(からすてんぐ)』によって立て続けに引き起こされる殺傷事件を追っていた。 そんな中調査の為に立ち入った山で、彼は鴉天狗に…

　主人公である、神木晃は普通の高校生だ。学校の帰り道に道路のわきでぐっすり寝ている小学生ぐらいの身長の女の子に出会った。名前は清世ちゃんというらしい。お腹を空かせていたので自分の…

　顔に傷痕がある辺境領主の娘フェリシアは、自分を生贄にする人物を待っていた。 　近代化する帝国にありながら精霊信仰が強い北辺境では、異常な長雨も精霊の仕業と思われていた。 　傷…

　一人暮らしを始めたばかりの青年、新里一樹（あらざと　いつき）は、いつまで続けて行けるかわからない、ぎりぎりで宙ぶらりんな生活を謳歌していた。 　志望校の美大に落ち、その反動で実…

　皇都の外れの屋敷に暮らす十五歳の娘、紫苑。父・東克は彼女を溺愛するが故に、書画や色々な簪を与えて屋敷内に囲っていた。自由な外出はできず、彼女に許されたのは専ら侍女たちが市場に買…

【あらすじ】 　春の昼下がり。行くあての無い旅の途中でふと、ビルの奥へと続く通路に目が留まった僕は、誘われるよう足を踏み入れた。 　裏路地に抜ける道だろうかと思った先は、時から忘…