「廃屋」を含む小説

自殺した「私」は心霊スポットで地縛霊になって余生的なものを過ごしていた。 度々訪れる肝試しをしにくるパリピや心霊スポット配信者を脅かして安住の地を守っていたけど、ある日、テレビ…

盆休み、司は友達とかくれんぼをしていると、土に埋まった屋根を見つけ、そこに隠れる。だが、そこでとんでもない幻を見る。

「入っちゃいけない場所」を舞台としたホラー短編集。 足を一歩踏み入れたら、そこは常識の通用しない世界。 覗いてみたくありませんか？ あなたはきっと、目を、奪われることでしょ…

乾いた金魚鉢からポチャリと音がした

たくさん歩いてその辿り着いた場所……

【直観】推理や経験によらず、直接的・瞬間的に物事の本質をとらえること。 ・いつもと同じように廃屋の探検にやってきた二人だったが…

狐人族と呼ばれる狐の耳と尻尾を持ち、両親から叩き込まれた薬学と医学の知識を持つ少女『稲荷 紅葉（いなりもみじ）』は、遠くの田舎村から夢を見て飛び出してきた女の子。しかし現実は厳し…

あらすじ 第1話 僕の名前は、踝　壮也「くるぶし　そうや」42歳。 僕が電車内で出会った2人の少女は味方なのか。 南と成美は僕をいじめてた日牧課長をクビにさせた。 南と成美はいっ…

　……ぐらり。視界が揺れて霞む。呼吸をするたび、ヒューと風の音がする。 　意識がぼやけて、次第に混濁していく。もう、ここともお別れ。寂しくなって、腕を伸ばした。テーブルに、椅…

「...ああああああああ！！なんで、なんで私はっ...そんな大事なことを...」 忘れちゃったかなぁ...！ ...都内に住む(元)OLの｜小枝樹 一愛(さえのき はな)は、…

※一度公開しましたが、頁構成を変えて改訂しました。もう一度順番に公開してまいります（2020/10/11）。　 スグルは、入道雲の下で陽射しを浴びながら、今日も友だちのサエコと…

【５分で読書短編小説コンテスト　応募作品】 ホラー第二弾。 「あたし、あそこに入ってみたい」 通学路にある閑静な住宅街。 その中に、見慣れない廃屋があった。 禁断の領域…

ビル、立体駐車場、学校、船。廃墟となったあらゆる建造物が結合として一体となり、どこまでも続く異界。記憶を失い迷い込んだ人々は何を見つけ、生き続けるか。

第１話の登場人物 主人公　　　　　西上　浩二「にしがみ　こうじ」 送り主　　　　　大町　悟　「おおまち　さとる」 主人公の先輩　　天野　聡　「あまの　さとし」 部長　　　　　　飯…

廃屋で見つかった、首の無い少女の遺体。 殺人現場に現われた幽霊は、霊が視える高校生、度会眞仁の元へとやって来た。 幽霊の頼み事とは「殺された子供を助ける」こと。 そのためには殺人…

カクヨムに『残夜のアマデウス』を投稿し始めてから一年が経過しました。 その記念に、本編から二年程経った頃のエピソードを公開します。 実はこのエピソードを執筆したのはかなり前で、今…

就職活動、家族関係、全てが嫌になり恵美は家出を決意する。 乗り継ぎがうまくいかず、見知らぬ田舎町で途中下車してしまう。 そこで悲しい過去を持ったサーファーの修と出会う。 彼が真…

祖母の家の帰り道、街外れの丘の廃墟に、何かが落ちてきた。 夏の日差しにそれは光って、少女を廃屋へと導いた。

　小綿紬希。 　十歳。十歳である他は、とりたて特徴のないその少女。 　膨らんだほっぺた。見つめた相手がそのまま映る水面色の澄みきった瞳。 　国語の音読も、九九も、足取りも視線も…