「幽世」を含む小説

※注意・当小説は、昨今蔓延る異世界転生・チートスキルを許容するものではございません※ ＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊ ようこそいらっしゃいました、死者の皆さま。 ここは現世…

親元を離れ、全寮制の高校に入学した少女・引目矢枝折（ひきめや しおり）には、秘密が。それは、人には見えないモノが視えること。 彼女が入学した高校は、人とヒトならざぬモノが共存する…

☆あらすじ 東京都内に佇む楽器練習スタジオ”タルタロス”。多くのバンドやプレイヤーが練習できるスタジオがあり、日中は多くのプレイヤーが利用する。 そんなタルタロスでは週に一度だけ…

　魚たちが、幽世と現し世の狭間へ導く。 　水彩画家、矢賀崎亨は、妻の瀬那を失った。 　彼女の記憶が薄れてしまったことに怯えつつ、彼は思い出を取り戻そうと奔走する。 　現実とも…

　その“狐”についての全てを知る者は、今となっては誰一人として存在しない。一夏の夜の夢の如く現れ、そして消えていく御伽話のような存在。出会った者が語るその姿は共通性があまりなく、…

とある依頼を受け、街で調査をしていた私立探偵「瓶価塔　留郎」は、マント付き軍服を着て、軍刀を佩き、走馬燈を持つ謎の少女と出会った。 自身の「秋津の幽世と現し世を分かつ川の船にして…

「スクロール、オープン。これより事象の反故を開始する」 　文字を言葉で打ち破れ。 　遠い未来、人々は『神様』の存在を完全に絵空事だとしか思わなくなっていた。 　そんな時代の少…

　宮藤公継のクラスには、留学生がいた。 　真っ白くて、三角の耳と大きな尻尾を生やした留学生である。 　樟倉寺瑞葉、　彼女は幽世――つまりは異世界から留学してきたお狐様だ。 　…

間違って鬼籍に名前が書かれてしまったが為に死神に追われる男子高校生。 一方、あの世で鬼籍を作る生活しか知らないバンシー。 その片割れのバンは現世を知りたくて脱走するが…… 鬼籍…

※各所に投稿したりなんだりしたものを掌・短編集として文庫化、頒布したものの再録です。

霧のかかる川をゆく一艘の舟。 舟の上には船頭の男と老女、そして船尾に座する青年。 その上で船頭によって語られる不思議な木の物語。 なぜそんな話を老女に聞かせるのか。 舟はど…

例えば、右を選んで進んだ時、もし、左を行っていればどこへ行っていたのか、と。 どんな風景と出会い、どんな人と出会い、どんなことが起こっていたのか。 逆に、出会ってきた風景や人、経…

　数多の勝利を積み重ねども、その摩耗から緩やかに亡国への道を進むライヒ。そんな最中、存在Xの介入が新たなる転生者を呼び覚ます。彼の名はフリードリヒ・ヴィルヘルム・ニーチェ。――神…

　帳（とばり）レンは幽霊、妖怪より寵愛を受け、彼らの世界に触れる事が出来る。 　しかし、幽世と現世は常に反目し、交わってはならぬもの。 　彼は現世を行き交う亡者共を葬る滅殺の…

幼馴染のアリスの提案で御伽噺に出てくるモノに似ている時計塔に探検に行くルナ。 御伽噺では死者と話せるというその時計塔でアリスとルナが出会うものとは。 二人の女の子が探検を通じて心…

幼い頃に家族すべてを失い、天涯孤独の茅野 英（かやの えい）２５歳。 死神の不手際で、即死一歩手前のところで神様に二者択一の未来を進呈される。 英が選んだ先はー。 幽世と現世の…

　科学によって発展した世界は、更なる力を求めてオカルトと呼ばれていた魔術へと手を伸ばした。 　結果魔術による発展はあったが、同時に遥か昔に幽世と呼ばれる世界へと封印されていた者達…

常世の門 人は死んだらそこを通ってあの世へとやって来る。 そこで一番強い想いだけを残して、生前の記憶は全て消えるはずだった…… ※　セルフレイティングの「残酷描写」は「死」が…

【あらすじ】 　高校二年のハルキは、翌日から夏休みという終業式の帰り、自宅の前に突然現れた水着姿の少女に唇を奪われる。そして、直後に急な発熱によって気を失ってしまう。目を覚ました…

かつて某所で投稿していた作品を転載したものです。顕世であるこの世、幽世であるあの世。その境界は簡単に破られる。