「岡山」を含む小説

時は江戸時代初期。岡山藩の元奥女中・秀麗尼によって綴られた門外不出の性の秘伝書がある。

1960（昭和35）年10月、大阪と宇野を結ぶ四国連絡準急「鷲羽」は客車列車から最新鋭の153系電車へと置き換えられ、1往復から一気に3往復へと増発された。 そのダイヤ改正初日…

養護施設・よつ葉園のあった岡山市津島町は住宅地化が急速に進み、目の前の国道の交通量も目立って増え、建替えるための代替地も確保できず、また、交通事故などの危険性も増していた。 その…

＊　この作品は、黒崎博監督の映画「太陽の子」に登場した人物の一部をモチーフにし、当該作品をオマージュして執筆したものですが、実在の人物等はもとより、当該作品の登場人物等とも、一切…

12月1日発売　僕らは『読み』を間違える の裏ストーリー＆2巻へとつながるストーリーです ※本作には　僕らは『読み』を間違える　1巻に対するネタバレが一部含まれます。本作をまだ…

上京して二年。二十歳になった僕は、高校の同窓会へ赴くため、久しぶりに地元「岡山」へと帰省する。 華々しい大学生活を送るかつての級友たちに劣等感を覚えつつ、一人寂しく飲んでいた僕に…

＊　この作品は、黒崎博監督の映画「太陽の子」に登場した人物の一部をモチーフにし、当該作品をオマージュして執筆したものですが、実在の人物等はもとより、当該作品の登場人物等とも、一切…

昨2021年に公開された映画「太陽の子」。 この作品の監督は、黒崎博氏（NHK職員）。 この作品とその背景を、黒崎博氏の小学時代の同級生が、この作品群にて分析して参ります。

岡山太郎氏には、3人の子がいた。 二人は息子、一人は娘。 しかし、息子二人は２年まえの1957年冬に事故等でこの世を去っている。 残るは、末っ子で娘の清美だけ。 彼女は、養護施…

　幼稚舎から大学までの一貫校・ヤーソー女学院に高校から中途入学した野上熊子は、ふとしたきっかけで、学院生徒注視のお嬢様、金光弥生と出会う。 　しかし金光先輩は、その瀟洒な風貌とは…

　かつて、二本松には藩のために戦った少年たちがいた。 故郷を守らんと十四で戦いに臨み、生き延びた少年は、長じて何を学んだのか。二本松少年隊について、最後まで語ってくださった方の実…

津山線に突如現れた、謎の気動車。 その名は、「ＳＡＫＵ美ＳＡＫＵ楽（さくびさくら）」。 土日祝日に2往復、快速「ことぶき」に併結される。 車体はなんと、ピンク！ 車内は、壁が茶…

鵺に取り憑かれる竹田城主 赤松広秀は太刀 獅子王を継承し戦国の世に仁政を志していた。しかし時代は冷酷にその運命を翻弄していく。 　本作は竹田城下400年越しの悲願である赤松広秀公…

１９５７（昭和32）年のおはなし。 養護施設よつ葉園初の高等学校進学者となった、岡山清美。 彼女は、中学卒業と同時によつ葉園を退所し、定時制の商業高校に通いつつ、森川一郎二代目…

１９８５（昭和６０）年４月Ｘ日（日） 舞台は、岡山市内のＳ会総合病院。 元小学校教諭で元小学校長、そして定年後は養護施設「よつ葉園」で園長も務めた東航氏のもとに、かつての教え子…

プールの近くに、幽霊がおった！ 移転して10年近くが経過しつつある岡山市内の養護施設「よつ葉園」。 防火用水を兼ねた幼児用プールの近くに、幽霊がいたと、ある男子児童が男性児童指…

　岡山県のある町で暮らす高校生の浅宮開（あさみや・かい）には、ひきこもりの妹、ましろがいた。 　母親は蒸発し、祖母からも疎まれ、妹もひきこもりから立ち直る気配が見えないなど、先の…

2022年9月19日の祝日・月曜日。 大型で強い勢力をもつ台風14号（このクサレ外道が！～著者注）。 奴は、南のほうからやってきた。 でもって、日本列島を縦断中。 そんでもって…

（”始の鐘”の続編です） ある夏の日、ひょんな事から半妖になった四人は今日もまた町の平和を守る為、依頼に応じ妖怪退治を行っている。 そんなある日、岡山にいる突男から依頼がやってき…

2022年7月1日に小説のシリーズ3作目を発売。 約1か月、知人と近場の図書館を中心に営業活動をいたしておりました。 さて、7月も晦日の31日・日曜日。 久々に、瀬戸内市立図書…