「割る」を含む小説

風船の大量早割り記録で一躍有名になっていた、風船割り犬のバブリン。 風船割りショーのステージで、バブリンが興奮しまくり過ぎて、直ぐに用意された風船を全部割ってしまった。 ステ…

　ゴム風船突きの新記録に挑む、『バルーン・リフティングドッグ』犬のバブリン。 　しかし、バブリンは風船を割るのがとても大好きだったせいで『バルーン・リフティング』が続かずに記録…

高校生の日常。といってもたったの一日、二日。それでも動くときは動く。何かが。

ドコカ大学のエ・ラーイ教授の話によると、 人間ひとりが等しく友情をはぐくめる人数は２０が限界らしい。 それじゃ友達登録は２０人が限度としたらどうなるの？ ↓前回の投稿↓ 『…

頭を煮込んで叩き割るとおいしいよ。

異世界に召喚された主人公。 一見すると、タマゴを片手で割ることができるだけのハズレ能力者。 でも実は、食べるだけで経験値やスキルを獲得できる能力があって……。 ※コミカライズ始…

剣士アヴラムは聖騎士団で輝かしい功績を残し、王命により勇者のパーティーに入ることになった。 初めは、勇者というのが分からないのと勝手が分からないので、大人しくしていたが、勇者は…

　メル・アイヴィーはカリフォルニア帰りの帰国子女。僕のクラスに居る彼女は少しクラスから浮いていた。高校二年生の梅雨の季節から夏休みにかけての「僕」とメルの少しばかりの思い出の話。…

確約されたシャンゼリゼ、止む事なく空転する美学、恐ろしい一日

ある日の夕食、卵好きの少年薫がオムレツを作ろうと思って卵を割ると中から出てきたのは白身と黄身ではなく体長15センチほどの妖精だった。なんだかんだでよくわからないうちに妖精さんを居…

ケツ割り箸という事象についてとりとめない日常を描きます。 ここにあるのはお尻で割り箸を割るという行為に魅入られた人間だけが存在しています。

お尻で割り箸を割る行為がありますが、抒情的に描く事が出来ないかと思い描いてみました。 冬のコミックマーケットにて頒布されたケツ割り箸アンソロジーに寄稿したショートショートです。

歴史作家として確固たる地位を築いていた主人公は、しかし突然の死に見舞われる。 気が付いたとき、彼がいたのは異世界で──ジャム瓶の中だった！？ これは、ホムンクルスに転生した男が…

その日、世界は分断された――― 地球を縦断するオーロラ、“ホワイトヴェール”東京を２つに分けた オーロラから現れる怪物“テアーズ”……あらゆる物質を苦も無く引き裂く謎の生命体に…

識潔・善は杉地部小学校の5年生。いつも実家の神社の修行で放課後は友達と遊べずにイライラしていた。 しかしある日に修行から逃げ出すことに成功し…学校外で出会った友人の誤解から「ケツ…

今回はまた、かつてなく面倒な話になった。 何とも旨そうなケーキを前に、三兄妹は独占を望む。大人しく、或いは大人らしく分ければ良いものを、彼らは実に人間らしく決断した。即ち、他人の…

【ケツ割り箸とは】 ふんどしやパンツを用い、ケツの筋力で割り箸を割るスポーツ。 その起源は古く、割り箸が生まれるはるか以前に遡り、武将が力量を示すために敵の槍をケツでへし折ったこ…

１９世紀の中国・清。かつてはアジアで強大だった国もイギリスに敗北したことで陰りが見え始める。社会不安が広がり、反乱が頻発。清は衰退の道を辿ろうとしていた。 そんな中、役人採用試験…

　強者ばかりが集まった、『強者国』というものがある。 　拳打で大地を穿ち、脚力で音速を超え、声量で空を割ることもできるという強者といわれる生物。そういった元来の人類を超越した者達…

僕──金堂ユキトは、笹川サナの部屋でくつろいでいた。 外は雨。出かけるの億劫。時間はもうお昼だ。 そんな時、彼女は僕にオーダーした。 「久し振りに、アレ作ってよ」 姫のご所望…