「#遺書」を含む小説

　亡くなってから有名になった画家にフィンセント・ファン・ゴッホやフェルメールがいる。 　二〇九九年一月三十一日に展示会が開催されたテリミスについても亡くなってからその才能が認めら…

私は詩人になりたかった。

2016年に起きた、連続死体損壊事件……『花水木事件』。 被害者は全て自殺者で、ハナミズキの木の花が、何者かによって枝ごと刺さっていたというだけの内容。 犯人は既に判明し、既に解…

仮想の産業革命前夜、貴族（＝魔術使い）に反発する市民革命が勃発。衰退しゆく貴族の一部は、頭角を現した錬金術師を巻き込んで破滅させようとする。錬金術師の父親は娘のマリア達を逃がすが…

！カクヨムコン7 読者選考突破作品！ 幽霊が見えるエセ占い師・友野とその助手（自称）でオカルト好きの女子大生・渚が、数々の心霊怪奇事件解明に挑む連作ミステリーホラー ※連作なの…

詩や短編形式で自由に書いたインスタントフィクション集です。

自分の義理の父の死を受け実家へと帰省した大学生［下院アイ］は突然と父の遺書から賞金一億円が自分の首にかかっていることを知る。 そんな父が唯一残してくれた自衛手段は一枚のほんのちっ…

　家に帰ると彼女のモルが死んでいた。 　「私を食べてよ！」 　遺書に書かれていた言葉に従ってカノンはモルを食べ始める。 　【ケーキ】と呼ばれる性別の人間以外、味がしない【フォー…

2023年の８月21日から24日まで鹿児島に滞在しておりました。ずっと知覧の特攻平和記念館へと訪れたいと考えていましたけれども、今回の旅行で願いが叶いました。その折りに考えたこと…

海辺の町に住む女子高生・黒（くろ）は、ある日、クラスメイトの男子・青陽（あおはる）くんから「今から校舎の屋上から飛び降りる。君が俺を裏切ったせいだ」という内容のLINEを受け取る…

駆け出しだけれどモデルもしていて成績も優秀な雪乃（ゆきの）が、学校の帰りに交通事故で亡くなる。遺書らしきものもあり、自殺ということで片付けられた。 しかし、雪乃の自殺に納得できな…

本資料は20▲▲年▲月にG県で発生した連続的且つ大規模な行方不明事件に関連すると思われる記録を収集したものです。 閲覧は基本的に禁止ですが、特例あれば許可されます。但し、以下ルー…

俺は、もうあと少しで死刑執行となる死刑囚だ。 俺は、間違った道を歩んだ。 君たちには、俺と同じ道を辿って欲しくない。 俺の手記をここに残す。

一人の女子高生が、学校の屋上から飛び降りて亡くなった。原因はいじめとされ、遺書に御剣星那と記されていたが、二人は親友だった。御剣はいじめなど行っておらず、寧ろ御剣星那はいじめられ…

15歳の10月に「混合性不安抑うつ障害」という精神障害を発症した僕の過去と今の実話である。これを読んだ方に少しでも共感を得てもらえたらうれしいなと思うそして誰かの助けになりますよ…

他人に触れられない森塚は、クラスの女子中富に同級生の自殺の原因を解き明かすための協力を仰がれる。拒絶した森塚はカッターナイフで脅され、彼女の助手になることに。歪な関係性ができてし…

世界に馴染めない真琴。彼女が興味を持ったのはオカルトだった。とある最恐の心霊スポットで、真琴は「過去」に出会う。過去、それは土地にも存在する。そして、心の優しい「二人」が、遺書を…

ある自殺の名所にて、一人の男性が飛び込んだかのように、遺書と靴が見つかった。その後起こった誘拐、殺人事件などに、この自殺が関わってくるのであるが、計画はどこかおかしな方向に向かう…