「短編 女主人公」を含む小説

　恋とグルメのお話です。 　正確には、もう終わった恋とやや苦手な食べ物のお話。 【お題】①「運命」「トマト」「図書館」 　　　　②タイトルを『花が咲くまで初見月。』にすること …

イーオ公爵家の令嬢レツカは、王子から突然婚約破棄を告げられる。こんな理不尽は普通は受け入れられないが、レツカは「一向にかまわんッッ！！」とあっさりと応じた。しかし、レツカは今後の…

「あの男、本命がいるぞ」 同級生の男子からもたらされた不穏な警告に、私は冗談だと笑い飛ばした。 でも、薄々気づいていた。 彼氏には女がいるんじゃないかって。 失恋に加えて人…

冬の大三角、星の伝説から現代へ… １７歳の星渡うららは、幼なじみと一緒に星を見ていた。 すると、公園に小学生くらいの女の子が入って来て…… 星の伝説を調べて書きました。 よろし…

虚しい毎日を送っている「私」は、ある日不思議な男と出会う。待つ女は幸せなのか？ 多分スパイの男に恋してしまった女性の一生です。

ある日、売れない新人漫画家の「私」の手首に、生き物のタコが現れた。 描かないといけないのに、タコが邪魔して漫画を描けなくなってしまい一。 シュールな短編小説。

「其方に、我が首を差し出そう」 　人類連合軍と魔族の戦争……通称〝人魔大戦〟の最中。 　いよいよ魔王城への総攻撃を控えた連合軍の陣中から、人知れず一人の女性が攫われた。 　…

ぼくは幼馴染に恋をする。 今日、一本桜の木の下で僕達の関係は変化する。

　メアリーは浦々丘中学校二年生の女子生徒。皆からはメリーとの愛称で呼ばれている。そんな彼女には特異体質がひとつ。それは記憶が飛んでしまうこと。ページを飛ばし読みしたかのようにメ…

「お前は抱けるブスだな」 「はぁぁぁぁ！！？？」 親の決めた婚約者と初めての顔合わせで第一声で言われた言葉。 そうですかそうですか、私は抱けるブスなんですね…… って！！こ…

高校一年生の鈴川陽色(すずかわ ひいろ)は、母親からの過度な叱責に悩んでいる。 そんな陽色には、住山小桜(すみやま こざくら)という友人がいて――

オルガ・ショパン（14）の家は、「ピアノの詩人」と称賛されたフレデリック・ショパンから続くピアノの名家。 彼女の家には、その当主しか触ることができないピアノがある。 突然の母親の…

現代よりも数百年先の話。素晴らしい技術革新もなく、人類は緩やかに衰退していた。かといって、荒野が広がるわけでもない。変わらない町並み。少しおかしな日常があるだけだ。これは、そんな…

クリスマスムード漂う街中、キュンは売れないか。 こんなカップルが多い中、私の心が冷えちゃう。 しょうがない、売り物のキュンを燃やして心を暖めよう……。 キュンを綴る短編です…

昼休みの終わりに近付きつつある教室で、彼女は不意に問い掛けた。 私は答えを口し、会話は思わぬ方向へ転がり出す。 不可解な問いを発した彼女の真意とは――？ この作品は、「小説家に…

私──橘すみれは死んだ。そして、念願の異世界転生ができると思った矢先──前任者から女神の権利を押し付けられる。 娯楽もない。お腹も空かない。そんな中、私は女神としてたくさんの転生…

個人的代表作である 「炎天下クラシック」 を始め、既存七作品、 新規八作品、 の計15作品を予定された今作は「生死」をテーマにし、ハッピーエンドとバッドエンドを程よくミックス。泣…

食堂で女性に絡んでいる悪人の前に現れたのは？

小さな伯爵家の令嬢サフラン＝アメジストは、10歳の時に自分の領地が赤字だということに気がついた。 優しすぎる領主の父に代わって、私が領地を守らねば！と思い立ち、貴族社会に揉まれ…

　出戻った幼なじみの手を引いて、無理に出かけるのは実に十年ぶりのこと。 　ひたすら南下すればいつかは辿り着けるのだろうか。初めて手を握ったあの夏祭りの夜に。 【お題】トロピカル…