「憑」を含む小説

私が生まれた村では毎年、『救世の剣』を地面から引き抜くという風習がある グラン・セイバーとも呼ばれるその剣は、所有者を選ぶために引き抜ける者は極稀だ 最近は世界に様々な異変が起こ…

【毎週金曜日更新】 夢魔――人の心に取り憑き、欲望を満足させる夢を見せる代わりに、その魂を食らう存在。 そんな「人類の敵」に対抗するために設立された組織・ヒュプノスに、ひとりの…

　一見すると、生徒達の相談を聞いてくれるどこにでも在りそうな普通の部活。 　だが、上池《かみいけ》暖《のん》こと”のんさん”の居る部活はそんな単純なものではなかった！！ 　生…

トースターに取り憑いた付喪神が、持ち主へ恩返しをするお話です。読み切りぐらいの、短めのお話になる予定です。

　季節は夏。 　同じ図書館の常連の唐澤由美子から肝試しに誘われ参加したフリーターの森繁悟史。そこは怨霊の住みかと近所で有名な場所であった。特に何事もなく終わったに見えたが参加者の…

テーマ：幽霊 改行・空白含み2000字以内 落選に散る。 供養投稿でござる

《‐人物紹介‐》 ◆神木　優（かみき　ゆう） ・本作の主人公。17歳。 ・東雲葵の葬式に参列中幽霊となった葵に憑かれてしまう。以降、葵のお願いを聞くはめになる。 ・自分の好きな…

柏木修司（かしわぎしゅうじ）、高校二年生。 夏休みを目前に控えた学校で、修司の前にとある女の子が現れる。 女の子は自分の事を幽霊だと言い、修司は”憑”きまとわれる。 「未練はな…

　亡き祖父から受け継いだアパートを管理することになった主人公「柳孝文」。新しく始まる生活に彼は心を躍らせていた。 　しかし、彼はある日大けがをして死にかけ、その場に居合わせた浮遊…

死者・行方不明者、438人 ––––それが戦後最悪の魔法少女事件と評される【武蔵が原の十三夜】の結末である。 その事件で呪術能力を手にした魔法少女の一人、久間瑞穂は現在29歳。…

『きつね憑き』の少女ヤコの一人ぼっちの夏休み。彼女が出会ったのは一人暮らしの魔女、アイノだった。 狐耳少女と魔女とほのぼのとちょっぴりホラーのジュブナイル風ファンタジー

いわゆる「霊感少女」だったことを今では隠しているお姉ちゃんが、霊感はない（が、やたらその手のものに好かれてしまう）弟が呼び込む怪現象に、立ち向かったり立ち向かわなかったりするお話…

早春の東北の、古びた小中学校に運び込まれたピアノには、女子高生の幽霊が憑りついていた。 彼女の名前は頼子さん。 綺麗で冗談が好きで、時おり優しい目で少年を見る。 これは少年の一生…

　名前以外の一切の記憶を失ってしまった少年ハルトは、流浪の旅団と呼ばれる旅芸人の一座に拾われる。記憶のない為か見覚えのない世界で、精霊や精霊憑きと呼ばれる者達と触れ合いながら、ハ…

1970年代に大きなブームとなった「プログレッシブ・ロック」。中２にして「プログレ」の魅力に憑りつかれた田舎の少年たちのロックな日々を綴る。

仔猫は、その雨にアンニュイな気分を抱きながら、えさ箱に頭を突っ込んでいる毛玉を見つめる。 前作は「仔猫と野ねずみ」（童話） https://kakuyomu.jp/works/…

※☆評価があるとはげみになります。 これは、ケイの物語の記録。 目がさめると、そこは水の中だった。 以前の生活の記憶が夢朧にある為、半端な精霊として自覚する間もないまま学園の女…

MP3プレーヤーに憑いた彼女との物語 Twitter小説で発表した一話完結型の連作掌編

お話しシリーズ第４弾。 生まれた時から死神に憑かれた少女と、少女が生まれた時から憑いている赤い死神。そんな二人が話す、日常的な雑多な話。 「ところで雑談の意味って何だい？」 「さ…

妖怪に殺された父親の魂が宿った妖気を封じる刀「妖斬刀」を受け継いだ高校生「葉樺」は、相棒の猫又憑き女子高生「美猫」と共に、今日も妖怪ハンターとして邪悪な妖怪と戦っていた。 そんな…