「何でもござれ SF」を含む小説

名前不詳、住所不明、性別たぶん男、記憶喪失ナウな僕である。 真夏の寝返りさえも億劫となる酷暑の朝、僕はボロ屋に一人だった。 まさかの身体が女の子になっていた。 『岸辺織葉』と言…

　２０６４年冬。 　ありとあらゆる武器と兵器の廃絶により、戦争の無い平和な世界が実現して二十年が経っていた。 　そんな中、主人公｜波川孝徳（ナミカワタカノリ）は日本Ｓ県に位置する…

在日米軍が目論む人類初のタイムスリップ観測実験。それは第二次世界大戦末期に邪馬台国と思われる遺跡で発見されたスマートフォンから始まった。カギを握るのは一人の少女。しかし、そこには…

怪談を代わる代わる語る三人。 語り終えたそのとき、何かが起こる。

ゼミの課題です。 ジャンルはバラバラ。 不思議でも、何でもないものの方が多いかもしれない。

秘密を抱えたやんごとなき家柄の美少女JK華名咲夏葉。ここだけの話、実は彼女はTS女子。どうしてこうなった⁉　何とか男に戻る術はないのか？　しかし謎を探る内に身の回りで起こる怪事件…

事故で植物人間になった橘柚月の治療として、彼女の脳にAIであるカーヤがインプットされる。体は人間。頭脳は人工知能という存在が誕生した。 ところが人間という仕事はとても難しく、様々…

　「殺しちゃった」と逢野昭は言った。蝉の轟音が鳴り響く夏休み最初の日。扉を開けるとそこには血まみれの幼馴染が立ち尽くしていた。無理して作ったようなぎこちない笑顔で。父親を殺したと…

　いつかの未来。人類は様々な情報を共有（シェア）しつつ、世界の空を回遊する一体の万能量子コンピューターにて構成されたＡＩ、セカイノクジラによって運営されていた。 　そんなセカイノ…

【あらすじ】 　近未来の世界では、ペットとして作られた竜の野生化が社会問題になっていた。人工生物は製作者の著作権保護の目的で遺伝子情報が暗号化されているため繁殖はできないが、飢え…

この世界が遥か昔なのか、遠い未来なのか。 登場人物はいるのか。 ここはどこなのか。 どんなストーリーになるのか。 言葉遊び優先かな、結局途中で終わるだろと疑う、 なんて考える頭…

これこそ真にジャンル迷子だよな。 SFか伝記か迷うことってめったにないよね。

原因不明の頭痛と、時々曖昧になる記憶……その原因は一体何なのか？

２０２０年、東京オリンピックの延期が決まった頃、人類滅亡対策本部が会議を始めた。 収集されたデータによると、人類はあと10年で滅亡の危機に……。 会議終了後、彼らはすぐさま地球…

見すぼらしい少女カンナは空に浮かぶ天空都市を見てしまい自らが何も覚えていないことに気づいた。その翌朝、彼女の前に仮面の騎士アキラとロボット犬のハシルが現れ、成り行きでカンナはアキ…

人の価値が色で決まる世界。 埋め込まれたデバイスによって、すべてが評価される世界。 そう遠くない未来は、すぐそこに来ている。

御園 純子の隣の席には、奇妙な女生徒・四方木 蓮が座っている。毎日、挨拶も違う。毎日、名前を間違える。毎日、少しずつ――全てが違う。 そんなある日、たった一日だけ彼女が正しい名前…

堕天使シェムハザの降臨に端を発する終端戦争から千年余り。 東方連合と西方魔境の狭間に位置し、今なおその地下遺跡最深部にシェムハザの眠る絶対中立地ゲヘナ。 そのゲヘナで何の夢も希…

人工知能搭載の最新型emsシューズ『SAシューズ』。その機能は、使用者に合わせて歩行をアシストすると言うものだった。老人の歩行介助や徘徊防止、身体障害者の自由をサポートするという…

アイドルグループ・フローレンの大ファンである大学生の孝雄(たかお)は、親友の聡(さとし)の家で、彼の父・健一郎(けんいちろう)（製薬会社研究員）がコーラの中に注入していた研究用の…