「れもん 手紙」を含む小説

意に添わぬホラー体質の主人公、谷本新也（たにもとあらや）。 彼は友人や知人に誘われるまま、様々な場所へでかけて行っては、いろいろな怪異に見舞われて……

『ディ・ア・レ・スト』の続編（外伝）です。後日談的な。 （本編→ https://kakuyomu.jp/works/1177354054935099985　） 《Ⅰ醜聞　ーイヴ…

※最新2話は謝辞と記念SSです。 高校生になって初めての春休み。俺は付き合っていた彼女にフラれた。 それを機にカッコつけていた今までのスタイルを捨てて二年生からは地味に生きると決…

　昔々、一人の男がいた。 　その者は「無窮の天魔」、「大賢者」等々、様々な称号で呼び、讃えた。 　数多の称号あれど、その中に彼に当てはまらないものは一つも無かった。 　いや、言い…

夏休みに帰省した学生の僕は、炎天下でお世話になった「先生」のことを思い返しながら、残されたスマホのあることに思い至る。それは、僕が犯したものの大きさであり、「先生」に負わせてしま…

「彼女から手紙を貰ったんだけど、これが少し厄介でね」 　そう言って男が俺たちに渡した手紙には、わけのわからないアルファベットの羅列と数字だけが書かれていた。 　その暗号が示す意味…

　現役アイドル馬場日和の義理チョコの上に、不吉な手紙が置かれていた。 『このチョコレートには爆弾が仕掛けられている。食べずに捨てろ！』 　果たして誰が何の目的でこのような紙を置い…

　大学の文学サークルに身を置く文乃は、同じサークルに所属する文也に想いを寄せていた。 　いつか文也と結ばれたいと願っていた矢先、彼の元に一通の手紙が届く。 内容は恋文のようだ…

ある日、探偵事務所に一足の赤いハイヒールが届く。 差出人は不明。手紙も同封されておらず、ただただ薄気味悪い。 探偵はそのまま靴を捨てた――その時、電話が鳴った。 ――世の中怖い…

　幼なじみの兄弟海（かい）と陸（りく）との偶然の再会からなんだか風変りな関係に巻き込まれていく神奈（かんな）。幼稚園時代から家同士の婚約者がいるお嬢様の聡子（さとこ）や、道場主で…

　インチキな霊能者は探り探り、言葉を見つけようとする。だから信頼される。 　だが三間はそんな事はしない。

詩歌で名を残すこと叶わず、その身を虎に変えてしまった李徴は、かつての友、袁傪に出会う。 しかし、虎になった己の身など晒せようはずもなく、草叢の陰で別れを告げる。 友が去ったその…

異世界に召喚されてからしばらく経ち、俺はようやく目的であった魔王討伐を成し遂げた。 しかし、疲れによる気絶から目ざめてみると一人の奴隷といつの間にか着せられていた貫頭衣、仲間た…

　主人公は長崎出身の２８歳、中村竜一。ヒロインは岩手出身の２６歳、佐々木真理。旅行代理店勤務の竜一がニュージーランドに赴任していたとき、仕事でオークランドを訪問した真理と出会う。…

ももいちごさんという方のイラストを、今回のテーマにして書きました。(使用許可は貰っています) (イラストが気になった方はTwitterのDMまで) ももいちごさんのTwit…

結城晴翔は一つ年上の幼馴染の女の子に恋をした。しかし、小学生の頃に親が再婚し、初恋の女の子である雪音は晴翔の姉となり、想いを言葉に出すことができなくなった。 高校一年生の冬。バレ…

不思議な物語は一枚の手紙から始まる。

どこにでも手紙を送ることのできるお店。 怜子は、そんなお店を見つける。 始めは、昔、憧れていた人に手紙を出すのだが、ふとしたいたずら心で、かこの自分に向けて手紙を書いてみた。 宝…

高校卒業から２３年が経った現在、新型コロナウィルス感染症で自粛期間中、不器用な男・真一が高校時代の夢を走馬灯のように見た。この夢が自粛期間中の真一に様々な影響をもたらしたエピソー…

【百合】 【殺人】 【書簡体】 【説明のされていない固有名詞の乱用】 執筆中の作品から抜き出した短い一篇ですので、あらすじは省略させていただきます。上記が気にならない方はお読み…