「もあるよ」を含む小説

1969年の新潟県内某所から始まる、小学校・神社・駅を舞台とした霊体たちの世界のお話。 大正時代に女学校を卒業することなく死亡した撫子は、死後に地元の土地神の召命を受け、神社の眷…

都内の大学に通う〝私〟にはある「趣味」があった。 メイドの小夜(さよ)には嫌がられているけど、私にとっては生き甲斐とも言えるくらいとても大切な趣味だ。 人はソレを異常だと言うかも…

いつもの仕事の帰り道。小さな可愛い女の子と出会って…。

羽賀雪乃には正反対な性格と見た目をした幼馴染がいる。 ギャルっぽい雪乃に対し、オタクっぽさのある小さくて大人しい女の子、日比谷香菜だ。 香菜に呼び出された雪乃はいつもとは違っ…

「近所のコンビニから帰る時が、一番ネタ浮かぶよね」 「書けなくなったら１回お風呂入ってみるか」 創作してる時のあるあるを小ネタにできたらいいな、というエッセイ。不定期更新です。…

　豪商フォルチュナ家。建国の英雄を祖先に持ち、何度も叙勲を打診される功績を上げながら、頑なに辞退するも、それさえ忠臣と見なされる名家。 　そこに生まれた、一人だけ地味顔の末っ子…

【中編コンテスト応募中・第１章完結】 魔力量の多さから王太子の婚約者の一人に選ばれていたルティナ・エングルフィールド公爵令嬢は、ある日突然魔法が使えなくなってしまった。 代わりに…

プラハの国立マリオネット劇場である演目が世間の話題をさらった。 『魔女の火刑』 チェコ国内で大ヒットした新人作家ヤン・エポカ原作のミステリー劇である。 一夜限りの饗宴にプラハ…

２０２４年２月４日　タイトル変更をいたしました。 ２０２４年８月１２日　現在連載休止中。再開は未定でございます。 新世紀の幕開けと共に天は焼け、滅んだ神々は地上へと墜ちた。その…

これは……中学一年生の冬に体験した、少し変な話です。 公式自主企画『怖そうで怖くない少し怖いカクヨム百物語』に参加しています。 ※この話はフィクションです。

高校二年生の桐島一樺は、ある日、校内一怖いと言われている教師、 オニ先こと、杜門先生の“お手伝い”という名の雑用を任せられることになり、慌ただしい毎日を送ることになる。 周りから…

　国際軍事組織『人類連合軍』の事務職員、大神真一はある日、南方の零細基地ブルックヤード海軍泊地への転属を命じられた。表向きでは左遷。しかし異動の本当の目的は、ブルックヤード泊地に…

熱帯地域が広がり、山火事が起きる世界。 かつて争っていた、火の国と氷の国は、そのわだかまりを残したまま友好関係を築こうとしていた。 火の異能力者であるアマドは、別名『竜提督』と…

僕は大学院の博士後期課程の学生だ。前期課程に書いた論文が評価されて共著ながら本になった。その成果があって後期課程に通わせてもらっているが、卒業論文に手はつかずアルバイトで学費を少…

その霊峰には、血で呪われた瑞獣がいる。 花丹（霊力＝生命力）を犠牲に、その呪いを抑え続ける存在が必要であった。 生贄として死ぬことさえ許されず、その場から動くことも出ない一人の巫…

　８月８日８時８分に学校の裏手にある、何を祀っているのかわからない小さな祠に願い事をすると、それが叶うまでずっと８月８日をループする、らしい。

昔ある講師が言いました。 下を向いている人間は何かを考えている。 上を向いている人間は何も考えていないと。 ちなみに私は当時から空を眺めながらものを考えるクセがあります。なので、…

先月の出来事と今後の決意を……いや、エッセイ（実話）です。 いつの間にか人生最重量になっていた女の話を聞いてくれ。

あるところに、姉妹がいました。 妹は、幼馴染の君のものを欲しがり続けて――亡くなりました。 やがて、年月は過ぎ。 姉と君は付き合いはじめて……。 そんな夏祭り、灯りの届かない一…