概要
夏の盆に起こる少し不思議な話
僕は大学院の博士後期課程の学生だ。前期課程に書いた論文が評価されて共著ながら本になった。その成果があって後期課程に通わせてもらっているが、卒業論文に手はつかずアルバイトで学費を少しずつ払い、就職活動をしつつ、日常を暮らしていた。余裕なんて全くない。
そんな折、引っ越した先の共用スペースに兎角流生徒募集と書かれただけのビラが貼られた。大学の課題で潜入調査をしろという学部でも出来そうな課題にちょうどいいと思った僕はその兎角流の電話番号に連絡をした。
【三題噺 #75】「門」「こころ」「明暗」に参加しています。
そんな折、引っ越した先の共用スペースに兎角流生徒募集と書かれただけのビラが貼られた。大学の課題で潜入調査をしろという学部でも出来そうな課題にちょうどいいと思った僕はその兎角流の電話番号に連絡をした。
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