空の隙間に

五五五 五(ごごもり いつつ)

創作は自由だ

 タイトルのまんまです。

 小説も書籍化するとなると、いろいろとルールがあって、それに合わせなくてはなりませんし、現在の私はそういう指示を出す立場にもあるのですが、実質的には自由に書いて何が悪いと思っている人間だったりします。

 べつにセリフに使う括弧が「でなく【や《だったりしても、その人がそれを選んだことには意味があるはずなので、そういったことを否定するつもりはまったくありません。

 事実そういうフリーダムな作品の中にも面白いものはちゃんと存在していて、私も楽しませて頂いています。

 そもそも自由な発想こそが創作の本質的なエネルギーですので、自分のやり方を誰かに押しつけるなどナンセンスな話です。

 ましてや、作品を書く時の心構えまで押しつけてくる人がいるとか、あまりにも嘆かわしい話です。

 大事なのは、まず自分が楽しむことです。楽しくない執筆は創作ではなく、ただの作業です。そんなやり方では売れる作品は作れても本当の意味で面白い作品は生まれません。

 もちろん、あまりにフリーダムすぎると読み難くなってしまって読者がつかなくなるので、そのあたりの匙加減はお気をつけ下さい。

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