「＃コンビニ」を含む小説

人生を一所懸命走りすぎて、ほんの少し疲れてしまった人の前に「想い出食堂」は現れる。 　「誰かに作ってもらったご飯」「誰かのために作ったご飯」 　「誰かと一緒に食べたあの味」「あの…

大学生二年生の内藤は今日も叫ぶ。 「こんなバイト、辞めてやる！」 原因はバイト先の先輩だ。そう、彼女はとても奇行が多い。 SFによくあるような、「ＡＩが人間の良き友人となったパ…

仕事帰りのサラリーマンがコンビニに寄ると小さな月が箱に入って並べられていた。『これでお部屋でお月見を』というポップを添えて。サラリーマンは同居人のために一つ買って帰ることにする。

深夜のコンビニ、カウンターの裏には二人の男。 三十前後のおっさんと大学生風。 暇を持て余す二人の会話。

KAC2022「お笑い／コメディ」というお題で書きました。 コンビニに寄ったら魔王と勇者がすべての因縁に決着をつけようとしていた——という話です。

　登場人物とかは関係ありません。ただ。その一枚の紙にとっては御伽話、仮説、想像を感情として作り上げた話。 　分かり易く言うと、コンビニ小説である。この作り話から短編•長編小説にな…

寮暮らしで会社員生活を送る女子3人。 火災対策でキッチンは各階に１つ。 明日も仕事だからといってコンビニ飯じゃ元気が出ない。ちゃちゃっとつくって食べて喋り倒して寝る。一人暮らし…

　高校一年生の亜梨有アリスはサイコーマート・米泥町店でアルバイトをしている。 　ある日、新人のバイトさんが入ることになり、アリスはその教育係に任命された。その新人さんとはクラス…

お笑いサークルに所属する灯と光彦は、 『七夕フェスティバル』で『夫婦漫才』を披露することになった。 ネタを作ることになるが、とりあえず初日は、 テレビを見ながら雑談することから始…

十六の誕生日に祖父から家へ来るよう呼ばれた少女。てっきりプレゼントをくれるものだとばかり思い、喜び勇んで向かったのだが、期待も虚しくおかしな昔話を聞かされる。帰り道、台無しにされ…

『推し活』の有用性が科学的根拠をもとに立証された世界。 これは、とある女子高生の凡庸で、しかしひどく切実な悩みのお話。 『推し』と好き、優劣なんてあるのかな。 ＝＝＝＝＝＝＝…

KAC20222　参加作品。 文字数オーバーだったため、取りやめ。せっかくなので残したままに。 ヒーロー飽和社会。 求められるのは人々からの人気。推しとしての地位を手に入れて、…

推し活とはなんぞや。 自問自答を繰り返していたら 推していたものに気がつく。 気がついたはいいが 後から崖に突き落とされてしまう 錯覚に陥る。 そんな作者のお話

　朝起きて歯ブラシを握ると、歯磨き粉が底を尽きている事に気が付いた青年。 直ぐに車を走らせてコンビニへ買い足しに向かうが中に店員はいない。 謎のウイルスが蔓延し、死者が彷徨うこ…

　明け方の街を行く二人。 　コンビニくらいしか開いていない街角で出会った香りは、昔ながらの豆腐を作る大豆を煮る香り。 　寄せ豆腐――おぼろ豆腐ときな粉で作る、豆腐スイーツのお…

傘を持って通学路を歩く。 みなさん一度は経験したことがあると思います。 これは、自分の傘と自分のものではない大きな傘を持って通学路を歩く少年の話です。 ＝＝＝＝＝＝＝＝＝ …

駆け出しのライター・麓郎がクトゥルフお母さん食堂の商品をレビュー。邪神や神話生物を食材にしたメニューを味わうが、体内で神々が暴れ毎回死亡する。それでも褒めの姿勢は変わらない。 グ…

OLのカスミは最近、ど忘れがひどい。 ある日、コンビニを訪れた彼女は大好物のいちご大福を見て呟く。「いちごの入った大福……これ、なんだっけ？」 彼女のど忘れには「秘密」があっ…