「籠」を含む小説

ビーズログ文庫　2016年10月15日発売 「花冠の王国の花嫌い姫　騎士と掲げるグラジオラス」 著：長月遥　イラスト：まち 定価：[本体620円＋税]　ISBNコード：978-…

【あらすじ】 田舎の小さな離島、籠目島。 そこで暮す明人は、何も無いこの島で、されど大切な仲間達と一緒に暮す。 ――だが彼は日に日に取り戻す。何時か来る選択の為に――

一人旅で訪れたスキー旅行。 昼間はスキー、夜は美味しい夕食に温泉と羽根を伸ばす二人の男女。 そんな中、離れの湯に浸かっていた桜。そこに紀伊野が入ってきたからさあ大変。出るにもなぜ…

ある嵐の晩。３人の旅人は偶然、森の中にある館に立ち寄った。 館の主人に是非にと誘われ、その館に泊まることになる３人だったが…… 次に目を覚ました時に見たのは、薄暗い地下室、狂気の…

ファンタジー世界から現代にはじき出され封印された異世界の勇者グランは、日本の高校生村雨圭祐の肉体に意識体として入り込み覚醒した。異世界勇者と肉体を共にした高校生の２人が、異世界か…

　あるところに侵入者を拒む魔法に包まれた深い森がありました。森に侵入し、その奥にある城に近付くと若い娘を鳥に変え、鳥籠に閉じ込める恐ろしい魔女がいるという森です。 　その森の近く…

西暦2290年、日本。この国では、宇宙人の来訪と彼ら由来の兵器『ルヴァード』が裏に出回り、闇機関同士での抗争が勃発していた。 ワケありの新米警官・倉島魁人は、ルヴァード『ヘリュテ…

《投稿用あらすじ・以下最終話までのネタバレがありますので閲覧注意》 黒ストッキングを履いたその女・月脚礼賛は、美脚をピタリとした履物で覆うことで自らの脚を刀と化す、剣脚と呼ばれ…

　まるで宝石のように輝く銀色の髪を持つ一族。 　しかし、その余りに美しい銀の髪は妬まれ迫害を受け、殆どすべての者が残忍な殺され方をした。 　主人公キティラの祖父は、まだ生まれたば…

そこは、緩やかな坂道の上にある小さな洋館だった。 まるでレストランみたいな外見をして、まるで小さな料亭のような雰囲気で。 しかし、中は伺えないほどに暗く――。 「いらっしゃいま…

竜殺しの血を引く第一王子のジークフリードは、昔から己という存在を崩御した父と優秀な弟と比較して大きなコンプレックスを抱いており、戴冠式を目前とした日に逃げ出し行方をくらました。 …

ちょっと抜けた所のある少女が部活動を通じて文芸部の部長（少女）に少しずつ籠絡されていく物語です。 百合とは女の子同士の心と心の繋がり。 それがテーマなのに肉体関係ばかり書いちゃっ…

鳥籠館と呼ばれる洋館があった。 地下に作られたホールでは、新月の夜、妖しげなコンサートが開かれている。 聞こえて来るのは、女の謌(うた)――怪奇的で幻想的な、美しい謌声だった。 …

彼女にプレゼントを買うため、地元の映画館でアルバイトをするボク。その古びた映画館の館長は、生涯独身のおじいさん。ボクの目からみた、せつない日常のひとコマ。 ※外部企画なので、レ…

俺の務める会社が、まさか ”夢を創造してビジネス化する” グループの一社だとは知らず、本社研修と称して、様々な夢を体験した。 研修中に俺が見た夢は、現実と非現実の狭間というべき…

宇宙船事業が活発化し、経済がかつてとは比較にならないほどに発展した地球。 貿易の中心地と化したそこは、魔術、超科学、怪人、怪獣となんでもアリの様相を呈していた。 それらの巻き起こ…

ドロドロと渦巻く恋愛感情。彼等は皆真剣に恋をして、好きな人を思い、嘘を重ね、自らの手を血に染める。 ーーそれは狂気に等しいほどに。 虫籠学園に通う高校生、依代修吾。彼は幼馴染の…

江戸時代のこと。絵師の佐吉は悩んでいた。駕籠かきに刺青の下絵に「化け猫」を注文されたが、化け猫の姿がうまく書けない。息抜きに出た夜の散歩で、佐吉は黒猫を見つけて追いかける。