龍のちぐら
蒼鬼
戦記・竜の章
人と魔の戦争後期、その戦いに大いなる終止符を打つきっかけとなったのは、天より舞い降りし一匹の火竜であった。
今までは人に仇をなす存在とされ、畏怖と嫌悪の対象とされた竜が、魔の軍勢をその灼熱の炎で焼き払い、人を救った。
火竜はキアラスと名乗り、初代ジークフリードを同族の敵と知りながらもその背に彼を乗せて戦い続けたと言う。
そして、戦争が人の勝利に終わった時、キアラスは何処かへと飛び去った。
人々はキアラスを遣わせた神の御業や奇跡と称し、竜という種を神聖視し不用意な古城や山の探索を制限する為にそこを聖域とした。
しかし竜殺しという二つ名は勇気ある者の称号とされ、今も後世に受け継がれている……。
これは、伝説の子孫と生きる伝説の物語。
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