「ガールズラブ カクヨムオンリー」を含む小説

私の"これ"は、恋と呼べるほど綺麗じゃない。

ピアノの天才である少女と、その幼馴染の少女による、共依存百合短編です。

主人公、セレスティア・ヴァレンタインはとある呪いを受けた。 それは不死身と抑えきれないほどの強い殺人衝動。 彼女は自らを終えるべく、不死者を殺す旅に出る。 その先に、悲劇が待ち受…

それは変わらない二人のお話。

私の妹はいつまで経ってもお姉ちゃん離れ出来ない残念な子。 ある日、そんな妹の過去と未来の姿をした二人の妹が……私の家に住むことになるのだった。 「四年前から来たぞー！　おねえぇー…

お姉様と過ごす記念日。 一年目。紅茶もお菓子も散々でした。 二年目。紅茶もお菓子も美味しく出来た。けど、それだけだった。 三年目のお茶会、今度こそ。

　同じバスケットボール部に所属する、親友の千紗子に誘われ、共に屋上へやってきた柚。しかし、風にさらわれた千紗子のハンドタオルを取ろうとして――気づけば、そこはサイダーの海、バスケ…

目が覚めたら、誰かがシャワーを浴びていた。いくら考えても、昨日の記憶がない。ペタペタと近寄ってくる"誰か"の足音は、私がくるまっていた布団を取り上げて笑った。

私は、気づき始めていた。男の子よりも、女の子のほうが、好きだって。 そんな私は、異性が好きな人から見たら、「変」なのかな。ずっと、隠して、生きていかなきゃならないのかな。そんな、…

私たちには、二人で暮らす上で定めたルールが三つある。 一つ、朝ごはんは先に起きた方が作ること。 二つ、ケンカをしたら次の日までには仲直りすること。 それから、三つ。

修学旅行の夜、同部屋になった、堅物で友達がいないクラス委員長、一花にスマートフォンを没収された主人公、詩織。実は一花は、詩織に対してある感情を抱いていて……

とある女子高には適任者に王子様という役を強いる”ルール”が存在した――

付き合っているけれど、中々友達の域から越えられない二人。 一歩進むために、定番の映画デートへ。

海外留学中の恋人の様子が、どこかおかしい。

八重子と夕菜は、お互い恋人同士。初めての二人旅となった温泉旅館の一室で、お互いピンクな想像をしていたが、ふとしたきっかけで、夕菜はうっかり眠ってしまい……

バーチャルリアリティを駆使したホラーアトラクション施設で受付のバイトをする美愛（みあ）は、同じ受付業務をするアーニャ、通称アニーのことを想っていた。 ダイアモンドのネックレスを購…

櫟はバイト先の同僚、膠に自身の小説投稿サイトでの炎上を突き止められる。膠に櫟に互いの共通のインターネット上の知人を使った実名小説を書くように迫るが、 ―――― 櫟は膠の書いた実名…

　どこか病んだ目をした、背徳的な雰囲気の美少年来栖双葉は、怒ったり、感動したり、とにかく感情が高まると女の子になってしまう体質の持ち主だった。故に、彼は今日も世間に蔓延る天下りや…

また首吊りに失敗した夜。私は防波堤でギターを弾いていた。現れた死神の女性は何でも言うことを聞くという。だから私は、私を殺してと頼んだ。これは私と死神さんの、死ぬまでの物語。

かつて能力者集団の一員で幹部を務めていた森実環。だが、ある日を境にに能力は世界から消失し、チームは解散。彼女もまたアルバイト生活に逆戻りした。 そんな中で彼女は、かつてチームに引…