「カクヨム甲子園」を含む小説

私が死んでしまった後に広がっていた雲の上の世界での物語

幼き頃、空を飛びたい、そう漠然とした夢があった。

陸上部の落ちこぼれ少女、燕。 彼女は大して速いわけでもなく、ずっと辞めたいと思いながら続けてきた。 だが、高3の春、最後の大会。彼女はついに何かを見い出す。 きっと陸上は好きに…

大学生の湊はある日、青空にもう一つの空が浮かんでいるのを発見する。不可解な現象に、それを研究することに決めた湊だが…… 字数ギリギリなので話の展開が急になってしまいました……。…

時は西暦3100年。世界中で工業化が進んだ影響で環境汚染が深刻な状況となり、かつて当たり前だった『青い空』は都市伝説のような存在となった。 主人公・桃は幼なじみの柊と共に都市伝説…

そこでは一年中曇り空で、一年中雨が降っていた。 青い空を見たことがない少年・ルイは同じく青空を見たことがない少女・ハルと、いつの日か雨空の向こう側に行き、青い空を見ることを誓う。

僕の幼馴染は天気女だ。 彼女が笑えば空は晴れ、彼女が泣けば雨が降る。 けどそれを知ってるのは僕だけ、彼女自身すら気づいてない。 今日の天気はどうなるだろう？

タイムライン人間の視界に、何かを嘆き、何かを叫ぶ機械があった。 それは、非常に奇怪であり、また、その機械は狂乱の様に量産されていたという…… だが、私の間にい展望の余地は…

　学校帰りに近所の本屋の文房具コーナーに寄った中学二年生の花は、試し書き用紙にあるメモを見つける。 　そこから始まる顔も名前も知らない誰かとの文通のようなやりとり。 　言葉を…

『カクヨム甲子園２０２２』を読んで。

文章力を鍛えるために頑張ります。 カクヨム甲子園創作合宿2022。

幼稚園の頃に描いた曇天はクラス中に批判された。 10年たった今曇天を描いたらみんなどんな反応をしてくれるのだろうか？ 偏見とか決めつけとかなくなればいいのに。

今日は終業式。 4月にはとても新鮮に感じた窓の外の景色はもう見なれてしまった。 時が経つのって早いんだな。 そういえば、 もう7回忌なんだってね。

幼馴染み彼が私の初恋だった。そんな気持ちを常に抱えた私は、友人にいい加減告れと後押しされ、夏祭りに告白することを決める。そんな、女子高生の初恋の話

天気を人間が操ることが当たり前になった世界で暮らす、一人の少女とその祖母の物語。 美しい世界で生きたい少女は祖母とともに本物を目指す。

　天文部三年生の藤枝は、夏の天体観測を最後に部活を引退する。その前に、やり残したことは全部やりたい。例えばそう、後輩二人をくっ付けることとか。 　両思いの二人の後輩、朽木と北里を…

昔から彼は、汗をかかない体質だった。 勉強はあまりできなかったが、足は速かった。 そんな彼に付けられたあだ名は『流星』。

いつも一人で、誰にも心を開くことが出来ないでいたユキ。彼女の唯一の楽しみは「冬の空を見上げること」。彼女は冬になると、毎日、屋上で空を見上げていた。 ある冬の日。ユキがいつも通り…